「almost」の意味は?どのように使う?
英単語「almost」は「ほとんど」「もう少しで」「ほぼ」といった意味を持っています。何かが完全ではないけれど、非常に近い状態を表す際に使われます。ここでは、「almost」のさまざまな意味とその使い方について、具体例を交えて解説していきます。
- ほとんど
- もう少しで
- ほぼ
①「ほとんど」の場合の使い方
「almost」は「ほとんど」という意味があります。何かがもう少しで完了する状況や、大部分が達成されている状態を示す時に使用します。
例文:I’ve almost finished my homework.(宿題はほとんど終わりました。)
例文:She almost won the race.(彼女はそのレースでほとんど勝ちそうでした。)
②「もう少しで」の場合の使い方
何かがもう少しで起こる、または達成される状態を表すときに「almost」を使います。
例文:It’s almost time for dinner.(もう少しで夕食の時間だ。)
例文:He almost fell off his bike.(彼はもう少しで自転車から落ちそうだった。)
③「ほぼ」の場合の使い方
「almost」は「ほぼ」という意味でも使用され、数量や状況が完全に一致しないが非常に近いことを示します。
例文:We are almost there.(私たちはほぼ到着しました。)
例文:I’ve read almost all the books on the list.(そのリストの本はほとんど全部読みました。)
実際の使用例
これまでに「almost」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Are you finished with the project?
(プロジェクトは終わりましたか?)
B: Almost, just need a few more hours.
(ほとんど終わったけど、もう少し時間が必要かな。)
A: That was almost a perfect performance!
(ほぼ完璧なパフォーマンスだったね!)
B: Thanks, I’ve been practicing a lot.
(ありがとう、たくさん練習したんだ。)
「almost」と似ている単語・同じように使える単語
nearly
「nearly」も「ほとんど」「もう少しで」という意味を持ち、「almost」と同様の文脈で使用することができます。
例文:The project is nearly complete.(プロジェクトはほとんど完成しています。)
practically
「practically」は「ほぼ」「ほとんど」という意味で、「almost」と似たニュアンスで使われますが、より実際的な状況を強調することが多いです。
例文:The room was practically empty.(その部屋はほとんど空っぽでした。)
それぞれの使い分け方
「almost」:大部分が達成されているが、完全ではない状態を示すときに使います。
「nearly」:同じく大部分が達成されていることを示しますが、より事実に近い印象を与えます。
「practically」:実用的な意味合いを強調し、ほぼ完了していることを示します。
「almost」を含む表現・熟語
「almost」は単独で使われることが多いですが、以下のような表現や熟語の中にも登場します。見ていきましょう!
① almost there(もう少しで着く)
例文:Hold on, we’re almost there.(ちょっと待って、もう少しで着くから。)
② almost everyone(ほとんど全員)
例文:Almost everyone agrees with the new policy.(ほとんど全員が新しい方針に賛成しています。)
③ almost never(ほとんど~ない)
例文:I almost never eat fast food.(私はほとんどファストフードを食べません。)