「account」の意味は?どのように使う?
英単語「account」にはいくつかの意味があります。「口座」「説明」「考慮」といった名詞としての使い方や、動詞として「説明する」という意味もあります。それぞれの使い方を詳しく見ていきましょう。
- 口座
- 説明
- 考慮
- 説明する
①「口座」の場合の使い方
「account」には「口座」という意味があります。銀行などの金融機関でお金を管理するためのものを指します。
例文:I opened a new bank account yesterday.(昨日、新しい銀行口座を開設しました。)
例文:She transferred money to my account.(彼女は私の口座にお金を振り込みました。)
例文:Please check your account balance regularly.(定期的に口座残高を確認してください。)
②「説明」の場合の使い方
「account」は「説明」という意味でも使われます。物語や状況を詳しく表現する際に用いられます。
例文:He gave a detailed account of the event.(彼はその出来事を詳細に説明しました。)
例文:Her account of the story was fascinating.(彼女のその話の説明は魅力的でした。)
例文:The witness provided a clear account of what happened.(目撃者は何が起こったのかを明確に説明しました。)
③「考慮」の場合の使い方
「account」は「考慮」という意味でも使われます。何かを考慮に入れる際に使用されます。
例文:We must take all factors into account.(私たちはすべての要因を考慮に入れなければなりません。)
例文:The plan was modified to account for new data.(新しいデータを考慮して計画が修正されました。)
例文:When making a decision, it is important to account for possible risks.(決定を下す際には、考えられるリスクを考慮することが重要です。)
④「説明する」の場合の使い方
動詞としての「account」は「説明する」という意味です。何かを説明する時や、理由を述べる際に使われます。
例文:She could not account for the missing money.(彼女はその紛失したお金を説明できませんでした。)
例文:The report accounts for the increase in sales.(その報告書は売上増加の理由を説明しています。)
例文:He had to account for his actions to his boss.(彼は上司に自分の行動を説明しなければなりませんでした。)
実際の使用例
これまでに「account」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Can you give me an account of what happened at the meeting?
(会議で何が起こったのか説明してもらえますか?)
B: Sure, it was quite informative and productive.
(もちろん、とても有益で生産的なものでした。)
A: I need to deposit some money into my account today.
(今日は自分の口座にいくらかお金を預ける必要があります。)
B: Don’t forget to check if the bank is open.
(銀行が開いているか確認するのを忘れないでね!)
「account」と似ている単語・同じように使える単語
report
「report」という単語も「説明する」「報告する」という意味があり、「account」と同様に使えますが、特に公式な報告や文章で使用されることが多いです。
例文:The report details the findings of the investigation.(その報告書は調査結果を詳述しています。)
consideration
「consideration」は「考慮」という意味で、「account」に近い使い方ができます。何かを慎重に考えることを示す際に使われます。
例文:After careful consideration, she decided to take the job.(慎重に考慮した結果、彼女はその仕事を引き受けることにしました。)
それぞれの使い分け方
「account」:一般的な説明や考慮に使います。
「report」:公式な報告や文書に使います。
「consideration」:特に慎重に検討することを強調するときに使います。
「account」を含む表現・熟語
「account」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① on account of(~のために)
例文:The game was canceled on account of the rain.(雨のために試合は中止されました。)
② take into account(考慮に入れる)
例文:We need to take into account the time difference.(私たちは時差を考慮に入れる必要があります。)
③ account for(説明する)
例文:Can you account for your absence yesterday?(昨日の欠席を説明できますか?)