「trial」の意味は?どのように使う?
英単語「trial」は、何かを評価したり判断したりするための試みや過程を意味する単語です。また、困難な状況や挑戦を経験することも指します。「trial」には「裁判」や「審理」、「試み」、「試練」といったさまざまな意味があります。ここでは、それぞれの意味と使い方についてわかりやすく説明していきます。
①「裁判」「審理」の場合の使い方
「trial」は法律用語として「裁判」や「審理」を意味します。法律に関する問題が法廷で判断される際に使われます。
例文:The trial lasted for several weeks.(その裁判は数週間続きました。)
例文:She was called as a witness in the trial.(彼女はその裁判で証人として呼ばれました。)
②「試み」「試験」の場合の使い方
「trial」は、物事を試しに行う「試み」や「試験」を指すこともあります。新しいアイデアや製品をテストする際に使われます。
例文:We are conducting a trial of the new software.(私たちは新しいソフトウェアの試験を行っています。)
例文:The trial results were promising.(試験の結果は有望でした。)
③「試練」「苦労」の場合の使い方
「trial」は「試練」や「苦労」といった意味でも使われます。困難な状態や挑戦を乗り越える過程を表現します。
例文:The journey was a trial for everyone involved.(その旅は関係者全員にとって試練でした。)
例文:Facing the trial of unemployment, he learned new skills.(失業という試練に直面し、彼は新しいスキルを学びました。)
実際の使用例
実際の会話の中で「trial」がどのように使われるかを見てみましょう。さまざまな状況でこの単語が役立つことが分かります。
A: The trial is scheduled to start next month.
(裁判は来月始まる予定です。)
B: I hope everything goes smoothly.
(すべてが順調に進むといいですね。)
A: We should run a trial before launching the product.
(製品を発売する前に試験を行うべきです。)
B: That’s a good idea to ensure its success.
(それは成功のために良い考えですね!)
「trial」と似ている単語・同じように使える単語
test
「test」という単語は「試験」や「試し」という意味があり、「trial」と似た状況で使われますが、より技術的な試験や学術的なテストに使われることが多いです。
例文:The students took a math test today.(生徒たちは今日数学のテストを受けました。)
ordeal
「ordeal」は「厳しい試練」や「苦しい経験」を意味し、「trial」と似ていますが、より精神的、感情的な苦難を強調する際に使われます。
例文:The long illness was an ordeal for her family.(長い病気は彼女の家族にとって厳しい試練でした。)
それぞれの使い分け方
「trial」:評価や判断のための試み、または試練を示します。
「test」:技術的または学術的な試験に使われます。
「ordeal」:特に精神的、感情的な苦難を強調します。
「trial」を含む表現・熟語
「trial」は単独でも使われますが、特定の表現や熟語の中でも見かけます。これらの例をいくつか紹介します。
① trial and error(試行錯誤)
例文:We learned through trial and error.(私たちは試行錯誤を通じて学びました。)
② trial by fire(火の洗礼)
例文:His leadership was tested in a trial by fire during the crisis.(危機の中で彼のリーダーシップは火の洗礼を受けました。)
③ clinical trial(臨床試験)
例文:The new drug is currently in clinical trials.(その新薬は現在臨床試験中です。)