「nothing but」の意味は?どのように使う?
英語の表現「nothing but」は、「ただ…のみ」や「…にほかならない」といった、限定的な意味を持つフレーズです。例えば、何かが他のものではなく、特定の一つだけであることを強調したいときに使います。シンプルに「これだけ!」と示す場合に便利な表現ですよ。
- ただ…のみ
- …にほかならない
「nothing but」の使い方
「nothing but」は、何かが唯一無二であることや、それ以外の選択肢がないことを示すときに使います。例えば、「彼はただ遊んでばかりいる」や「私の人生は音楽にほかならない」といった状況で登場します。他の可能性を完全に排除するニュアンスがあります。
例文:She eats nothing but vegetables.(彼女は野菜しか食べない。)
例文:It’s nothing but a rumor.(それは噂にすぎない。)
例文:He did nothing but complain.(彼は文句ばかりを言っていた。)
実際の使用例
「nothing but」は、会話や文章の中でどのように使われるでしょうか。以下に、日常会話での使用例を見てみましょう。
A: What did he talk about during the meeting?
(彼は会議中に何を話していたの?)
B: Nothing but the budget cuts.
(予算削減のことだけだよ。)
A: Why did you buy this book?
(どうしてこの本を買ったの?)
B: It’s nothing but a masterpiece!
(それは名作以外の何物でもないからさ!)
「nothing but」と似ている単語・同じように使える単語
only
「only」も「ただ…のみ」という意味を持ち、「nothing but」と似た使い方ができます。しかし、「only」はより柔軟に使える一方で、限定の度合いが「nothing but」ほど強くないことがあります。
例文:I drink only water.(私は水しか飲まない。)
just
「just」もまた、「ただ…のみ」という意味があり、「nothing but」と似た使い方が可能です。特に日常会話で「単純に」「ほんの」といった軽いニュアンスを加える際に多用されます。
例文:It’s just a suggestion.(それはただの提案です。)
それぞれの使い分け方
「nothing but」:他に何もない、完全に限定的な場合に使います。
「only」:基本的な意味は「nothing but」と似ていますが、もう少し柔軟で日常的です。
「just」:軽いニュアンスや、シンプルさを強調したいときに使います。
