「absent」の意味は?どのように使う?
英単語「absent」は、主にその場にいない状態や何かが欠けている様子を表します。具体的には「不在の」「欠席の」という意味があります。また、注意が散漫で心が他のことに向いている状態を指すこともあります。この言葉の使い方について、いくつかの場面でどう使われるか解説していきます。
- 不在の、欠席の
- 注意が散漫で、心ここにあらず
①「不在の」「欠席の」の場合の使い方
「absent」は、誰かがその場にいない、つまり「不在である」ことを示すときに使います。例えば、学校や職場で誰かが欠席している場合に、この表現が使われます。
例文:He was absent from school yesterday.(彼は昨日学校を欠席しました。)
例文:Several employees are absent due to illness.(数名の従業員が病気で欠勤しています。)
例文:The chairperson was absent from the meeting.(議長は会議に不在でした。)
②「心ここにあらず」の場合の使い方
精神的にその場に集中できていない、心が別のところにある状態も「absent」で表現することができます。例えば、ぼんやりしているときなどに使います。
例文:She gave an absent look during the lecture.(彼女は講義中、ぼんやりした表情をしていました。)
例文:His absent mind caused him to forget his appointment.(彼は心ここにあらずだったので、約束を忘れてしまいました。)
例文:I noticed an absent expression on his face.(彼の顔に放心した表情があるのに気づきました。)
実際の使用例
これまでに「absent」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Why wasn’t John at the party yesterday?
(昨日のパーティーにジョンはいなかったの?)
B: He was absent because he had a family event to attend.
(彼は家族のイベントがあって欠席してたよ。)
A: You seemed absent during the meeting. Everything alright?
(会議中、ぼんやりしてたみたいだけど、大丈夫?)
B: Yeah, just had a lot on my mind.
(うん、ちょっと考えることが多くてね。)
「absent」と似ている単語・同じように使える単語
missing
「missing」は何かが見つからない、または行方不明のときに使われる単語です。「absent」と近い意味で用いられることもありますが、より物理的に「見当たらない」といったニュアンスがあります。
例文:Her keys were missing, so she couldn’t leave.(彼女の鍵が見つからなかったので、出かけられませんでした。)
preoccupied
「preoccupied」は、何かに心を奪われている、または他のことに気を取られている状態を表します。「absent」の「心ここにあらず」という意味に近い使い方ができます。
例文:He was too preoccupied with work to notice her.(彼は仕事に気を取られすぎて彼女に気づかなかった。)
それぞれの使い分け方
「absent」:その場にいない、心ここにあらずの状態を表します。
「missing」:物理的に見つからない、行方不明を表します。
「preoccupied」:何かに心を奪われている状態を示します。
