「beg」の意味は?どのように使う?
英単語「beg」は、何かを強く求めたり、頼んだりする行為を表す単語です。特に、切実に何かを欲しがったり、お願いしたりする状況で使われます。「懇願する」「願う」といった意味が代表的です。この言葉の使い方について詳しく見ていきましょう。
「beg」の使い方
「beg」には「懇願する」や「願う」といった意味があります。何かを強く求めるときや、お願いするときに使います。たとえば、誰かに何かをしてもらいたいときに、心を込めて頼むような状況で用いることができます。
例文:He begged his parents for a new bicycle.(彼は両親に新しい自転車を懇願しました。)
例文:She begged her friend to stay for dinner.(彼女は友達に夕食を一緒にとるよう頼みました。)
例文:The dog begged for food at the table.(犬はテーブルで食べ物をせがみました。)
実際の使用例
これまでに「beg」の意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこの単語がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Could you please lend me your book?
(あなたの本を貸していただけませんか?)
B: I’m sorry, I need it for my studies.
(ごめんなさい、勉強のために必要なんです。)
A: I beg you, it’s really important for my exam tomorrow.
(お願いします、明日の試験にとても重要なんです。)
B: Alright, just make sure to return it by tonight.
(わかりました、でも今夜までに返してね。)
「beg」と似ている単語・同じように使える単語
plead
「plead」も「懇願する」「訴える」という意味を持ち、「beg」に似ていますが、特に裁判や弁護の場面で使われることが多いです。
例文:He pleaded for mercy in court.(彼は法廷で慈悲を懇願しました。)
implore
「implore」は「切にお願いする」「強く願う」という意味で、「beg」に近い使い方ができます。より感情が込められている印象を与えます。
例文:She implored him to stay.(彼女は彼に滞在するよう切に願いました。)
それぞれの使い分け方
「beg」:一般的に強く何かを求めるときに使います。
「plead」:特に法律や正式な場面で使うことが多いです。
「implore」:より感情が込められている場面で使います。
「beg」を含む表現・熟語
「beg」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① beg the question(疑問を投げかける)
例文:The statement begs the question of who will be responsible.(その声明は誰が責任を取るのかという疑問を投げかける。)
② beg for mercy(慈悲を求める)
例文:The prisoner begged for mercy before the judge.(囚人は判事の前で慈悲を求めた。)
③ beg to differ(異議を唱える)
例文:I beg to differ on that point.(その点については異議を唱えます。)
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