「capacity」の意味は?どのように使う?
英単語「capacity」は、物や人が持つ「受け入れる力」や「能力」を指します。具体的には、「収容能力」や「容量」といった意味から、「理解力」や「才能」まで幅広く使われます。ここでは、「capacity」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきます。
- 収容能力
- 容量
- 理解力
- 才能
①「収容能力」「容量」の場合の使い方
「capacity」は、特定の空間や容器がどれだけの量を収容できるかを示すときに使われます。例えば、部屋やホールの収容人数を表現する際に便利な単語です。
例文:The stadium has a seating capacity of 50,000.(そのスタジアムは50,000人の収容能力があります。)
例文:This bottle has a capacity of 2 liters.(このボトルの容量は2リットルです。)
②「理解力」「才能」の場合の使い方
「capacity」は、個人の知的な理解力や才能を表すこともあります。これは、学習や仕事での能力を評価するときなどに使用されます。
例文:She has a great capacity for learning languages.(彼女は語学を学ぶ素晴らしい才能があります。)
例文:His capacity to understand complex theories is impressive.(彼の複雑な理論を理解する能力は印象的です。)
実際の使用例
これまでに「capacity」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: What’s the capacity of this conference room?
(この会議室の収容能力はどれくらいですか?)
B: It can hold up to 200 people.
(最大で200人収容できます。)
A: Do you think we have the capacity to complete this project on time?
(このプロジェクトを期限内に完了する能力があると思いますか?)
B: Yes, with everyone’s effort, it’s possible.
(はい、みんなの努力で可能です。)
「capacity」と似ている単語・同じように使える単語
ability
「ability」という単語も「能力」という意味があり、「capacity」と同様に使えますが、具体的な技能や行動する力に焦点を当てる際に用いられます。
例文:She has the ability to solve complex problems.(彼女には複雑な問題を解決する能力があります。)
competence
「competence」は「適性」や「能力」という意味で、「capacity」に近い使い方ができます。特に特定の分野で有能であることを表現する際に用いられることが多いです。
例文:His competence in engineering is well recognized.(彼の工学における能力は広く認識されています。)
それぞれの使い分け方
「capacity」:収容能力や理解力を示すときに使います。
「ability」:具体的な技能や行動する力に焦点を当てるときに使います。
「competence」:特定の分野で有能であることを表現する際に使います。
「capacity」を含む表現・熟語
「capacity」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① full capacity(フル稼働)
例文:The factory is operating at full capacity.(その工場はフル稼働しています。)
② capacity crowd(満員の観衆)
例文:The concert was attended by a capacity crowd.(そのコンサートには満員の観衆が集まりました。)
③ capacity building(能力強化)
例文:The program is focused on capacity building in local communities.(そのプログラムは地域社会の能力強化に焦点を当てています。)
