「intact」の意味は?どのように使う?
英単語「intact」は、何かが「元の状態が保たれている」様子を表す言葉です。具体的には「手がつけられていない」「損なわれていない」「完全である」という意味があります。つまり、「intact」は物や状態が変わらずにそのままであることを示します。ここでは、「intact」のさまざまな意味とその使い方について解説します。
「intact」の使い方
「intact」は、物や状態がそのままの状態であることを表現するときに使います。例えば、古い建物が修繕されずにそのまま残されている時や、何も損なわれていない状態を指します。
例文:The ancient ruins were surprisingly intact after the earthquake.(地震の後でも古代遺跡は驚くほど無傷だった。)
例文:He found his old diary intact in the attic.(彼は屋根裏で昔の日記をそのままの状態で見つけた。)
例文:Despite the fall, the vase remained intact.(落下にもかかわらず、花瓶は無傷だった。)
実際の使用例
これまでに「intact」の意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でどのように使われるかを見てみましょう。
A: Did the package arrive intact?
(荷物は無事に届きましたか?)
B: Yes, everything inside is just as it was packed.
(はい、中身は梱包されたままの状態です。)
A: I hope the documents are intact after the move.
(引っ越し後も書類が無事であることを願っています。)
B: Don’t worry, they’re all in perfect condition.
(心配しないで、どれも完璧な状態ですよ。)
「intact」と似ている単語・同じように使える単語
unharmed
「unharmed」は「損なわれていない」「無傷の」という意味で、「intact」と同様に使えますが、特に肉体的または物理的な損傷がないことを強調します。
例文:The child was found unharmed after the accident.(事故の後、子どもは無傷で発見された。)
whole
「whole」は「完全な」「全体の」という意味で、何も欠けていない状態を示します。「intact」と似た意味を持ちますが、より包括的な完全さを強調する時に使われます。
例文:The whole family was together for the celebration.(その祝賀会には家族全員が揃っていた。)
それぞれの使い分け方
「intact」:元の状態が保たれていることを示します。
「unharmed」:物理的な損傷がないことを示します。
「whole」:何も欠けていないことを示します。
「intact」を含む表現・熟語
「intact」は単独で使われることが多いですが、特定の表現に登場することもあります。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① remain intact(そのままである)
例文:The artwork remained intact through centuries.(その芸術作品は何世紀にもわたってそのままであった。)
② keep intact(無傷で保つ)
例文:It’s important to keep the original documents intact.(原本の書類を無傷で保つことが重要です。)
③ leave intact(そのままにしておく)
例文:They decided to leave the old house intact.(彼らは古い家をそのままにしておくことに決めた。)
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