英語「left」の意味や使い方は？例文を交えて解説

「left」の意味は？どのように使う？

英単語「left」にはいくつかの意味があります。まず、「左」という方向を示す形容詞や副詞として使われます。また、「leave」の過去形・過去分詞として「去った」「残した」という意味で使われます。ここでは、「left」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく説明していきましょう。

①「左」の場合の使い方

「left」を「左」として使う場面は、方向を説明するときによくあります。例えば、道案内をするときや、何かの位置を指し示すときに便利です。

例文：Turn left at the next traffic light.（次の信号で左に曲がる。）
例文：The restaurant is on the left side of the street.（レストランは通りの左側にある。）
例文：She writes with her left hand.（彼女は左手で書く。）

②「去った」の場合の使い方

「left」が「leave」の過去形や過去分詞として使われる場合、「去った」という意味になります。誰かがどこかを離れたことを指します。

例文：He left the office early today.（彼は今日、早くオフィスを出た。）
例文：They left for their vacation last week.（彼らは先週、休暇に出発した。）
例文：I left my keys at home.（家に鍵を忘れた。）

③「残した」の場合の使い方

同じく「leave」の過去形や過去分詞として「left」が使われると、「残した」という意味も含まれます。あるものをそのままにしておく場合に使われます。

例文：She left the door open.（彼女はドアを開けたままにした。）
例文：He left some food on his plate.（彼は皿に少し食べ物を残した。）
例文：I left the lights on by accident.（うっかりしてライトをつけっぱなしにしてしまった。）

実際の使用例

これまでに「left」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。

A: Did you see where she went?
（彼女がどこに行ったか見ましたか？）

B: Yes, she turned left at the end of the hall.
（ええ、彼女は廊下の突き当たりで左に曲がりました。）

「left」と似ている単語・同じように使える単語

departed

「departed」も「去った」という意味を持ち、「left」と似たように使えます。ただし、特に正式な場面や時間を強調する場合に用いられます。

例文：The train departed from the station at noon.（その列車は正午に駅を出発した。）

remaining

「remaining」は「残っている」という意味で、「left」と似たような状況で使われますが、特にまだ存在しているものを指します。

例文：There are only a few cookies remaining in the jar.（瓶にはほんの数枚のクッキーが残っている。）

それぞれの使い分け方

「left」：一般的な方向や動作の結果を示すときに使います。
「departed」：特に正式な場面や時間を強調する場合に使います。
「remaining」：まだ存在しているものを強調するときに使います。

「left」を含む表現・熟語

「left」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。

① left out in the cold（無視される、取り残される）
例文：He felt left out in the cold when no one invited him to the party.（彼は誰もパーティーに誘ってくれず、取り残された気分だった。）

② left to one’s own devices（自分の思うままにさせる）
例文：The children were left to their own devices during the break.（休みの間、子供たちは自由にしていた。）

③ left high and dry（困った状態に置かれる）
例文：The sudden storm left the sailors high and dry.（突然の嵐で船員たちは絶体絶命となった。）