「shy」の意味は?どのように使う?
英単語「shy」は、人が控えめで自分を前に出すことを避ける性格を表す単語です。主に「恥ずかしがりの」や「内気な」といった意味があります。また、「ためらって」や「用心深くて」というニュアンスも含まれます。ここでは、「shy」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
- 恥ずかしがりの
- 内気な
- ためらって
①「恥ずかしがりの」「内気な」の場合の使い方
「shy」は、人があまり他人の前で自分を表現しない「恥ずかしがりの」や「内気な」性格を表すときに使います。例えば、新しい友達を作るのにちょっと勇気が必要なときや、人前で話すのが苦手な場合にこの言葉を使うことができます。
例文:The shy child hid behind her mother.(その恥ずかしがりの子は母親の後ろに隠れた。)
例文:He was too shy to ask the teacher a question.(彼は内気で教師に質問をすることができなかった。)
例文:Despite being shy, she gave a great presentation.(内気にもかかわらず、彼女は素晴らしいプレゼンテーションをした。)
②「ためらって」「用心深くて」の場合の使い方
「shy」は時に「ためらって」や「用心深くて」という意味でも使われます。これは、何かをする際に躊躇する様子や、物事に慎重なアプローチを取る場合に適しています。
例文:She was shy of making a decision without more information.(彼女はもっと情報がないと決断をためらった。)
例文:He’s shy about taking risks with his investments.(彼は投資でリスクを取るのに用心深い。)
例文:They are shy of speaking in large groups.(彼らは大勢の中で話すのをためらっている。)
実際の使用例
これまでに「shy」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Why doesn’t Tom join the club activities?
(トムはどうしてクラブ活動に参加しないの?)
B: He’s a bit shy around new people.
(彼は新しい人に対してちょっと内気なんだ。)
A: I noticed he hesitated during the meeting.
(彼が会議でためらっていたのに気づいたよ。)
B: Yes, he’s shy about expressing his opinions.
(そうだね、彼は自分の意見を言うのに慎重なんだ。)
「shy」と似ている単語・同じように使える単語
timid
「timid」も「内気な」「気弱な」という意味があり、「shy」と似た状況で使われます。特に、決断を下すのに恐れがある場合に使われることが多いです。
例文:The timid cat hid under the bed when guests arrived.(その内気な猫は客が来たときベッドの下に隠れた。)
reserved
「reserved」は「控えめな」「遠慮がちな」という意味で、特に自分の感情や意見を表に出さない様子を表します。
例文:He was reserved during the discussion, speaking only when necessary.(彼は議論の中で控えめに、必要なときだけ話した。)
それぞれの使い分け方
「shy」:一般的に恥ずかしがりや内気な性格を表します。
「timid」:恐れを伴って物事に対して消極的な場合に使います。
「reserved」:感情や意見を控えめに表現する際に用います。
「shy」を含む表現・熟語
「shy」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① shy away from(〜を避ける)
例文:She tends to shy away from confrontations.(彼女は対立を避ける傾向がある。)
② camera shy(カメラを嫌がる)
例文:He’s a bit camera shy, so he doesn’t like taking photos.(彼は少しカメラが苦手で、写真を撮られるのが好きじゃない。)
③ gun-shy(臆病な、警戒心が強い)
例文:After the accident, he’s become quite gun-shy.(事故の後、彼は非常に警戒心が強くなった。)
