英語を上手に話せる場合のメリット、うまく話せない場合のデメリット

 

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英語が話せるということは、自分の可能性を何倍にも広げるということです。一度話せるようになってしまえば、誰かとコミュニケーションがとれなくて困るという現象はもう起こりません。それだけではなく、今まで知らなかったこと、知る術がなかったことも英語という言語を通して知ることができます。

英語を上手に話せる場合のメリット

出会いが増える

私がアメリカの田舎町に留学したとき、そこで出会ったヨーロッパからの留学生たちと非常に仲良くなりました。彼らとはよく留学中のつらいことや楽しいことを共有したり互いに励ましあったりして、私にとって大きな支えとなりました。ドイツ、イタリア、スペイン、ノルウェーなどヨーロッパ各地から集まった彼らは皆それぞれ別々の言語を話すわけですが、英語という共通言語があったからこそ私たちは心を通わせることができました。アメリカにいながらヨーロピアンとも友達になれる、そんな貴重な体験をさせてくれたのが英語でした。

知識が増える

英語は海外のニュースをより深く理解するのにも役立ちます。日本の文化や報道を通しては知ることのできなかった情報も、英語というツールを使って得ることができるからです。例えばイギリスのEU離脱についてイギリス人の教授に聞いてみたところ、それぞれの選択の利点と欠点についてイギリス人ならではの目線から説明してくれました。やはり外国について知るにはその国の人と話しをするのが一番です。英語がなければ得ることのできなかった知識でした。

映画がよりおもしろくなる

留学から帰って世界が変わったと実感したタイミングは、もともと好きだったアメリカの映画を見直したときのことでした。知っている話のはずなのに、何倍も何十倍も面白くなっていたのです。字幕では省かれていた細かい情報、英会話における独特なニュアンス、訳せないようなブラックジョークなどを理解できるようになったからでした。映画は昔から好きでしたが、これから見る映画は今までよりももっと楽しめるのかと思うととても嬉しかったです。

経済的にお得なことも多い

英語が話せて得だなあと思うことは日本にいてもたくさんあります。例えばアルバイトを探すときも、英会話の能力を活かせるアルバイトは多くの場合時給が高く設定されています。英語に必ずしも関係しないような仕事内容でも、英語力が買われてボーナスがつくようなお仕事もあります。これはアルバイトに限った話ではなく、就職活動やすでに働いている人の今後の働き方にも影響するだろう話であることは言うまでもありません。外国人観光客や海外のビジネスとの関わりがどんどん増えてくる今後の日本社会において、どんな職業であっても英会話は必ず武器となり、様々な場面で得をする機会があるでしょう。


英語をうまく話せない場合のデメリット

気遣いが心苦しい場合がある

私が発音を間違えてすぐに意味を伝えられなかったとき、ホストマザーがいつも顔をしかめて懸命に理解しようとしてくれていたのがすごく苦しかったのを覚えています。英語ができないのは私なのに、「聞き取れなくてごめんね!」と言ってくれる人や、わかるまで時間をかけてゆっくり会話を進めてくれる人もいました。しかしそういった善意や気遣いは私にとってはかえって負担で、次第に申し訳なさが募り、滅多なことでは口を開かないようになってしまった時期もありました。

迷惑をかけてしまうことがある

授業や部活動では共同作業が求められます。私の発音が悪いせいでグループの発表全体に迷惑をかけてしまい、苦笑いされたりため息をつかれたりすることもありました。ヨーロッパやアジア諸国から来ている留学生たちは自分の発音なんて気にせずガツガツしゃべる子たちも多くいましたが、やはり国民的気質なのか、日本人留学生は「失敗するのは恥ずかしい」「人に迷惑に思われるぐらいなら黙る」といった発想が勝ってしまいどんどんしゃべらなくなり、英語も上達せず留学中の時間を無駄にするという負のスパイラルに陥ってしまうケースも少なくないようです。


英語スピーキング力が活きる瞬間

海外旅行で役立つ

英語が話せるだけで海外旅行が何倍もスムーズになります。ロンドンを旅行した時には何度も人に道を聞きましたが、会話に困ることさえなければ誰もが親切に教えてくれました。そのまま軽くおしゃべりをしているうちに、ガイドブックには載っていない現地の新たな情報を得るようなこともありました。

英語のプレゼン

英語でプレゼンをする機会があったとき、英会話は確実に力になります。英語を話すことに慣れていないと必要以上に緊張したり棒読みになってしまったりするところですが、英会話を身につけておけば自然で自信に満ちた発表ができます。このようなシチュエーションは学校の授業や会社の会議など、あらゆる場面で起こりえます。英語力があれば一線を画すことができるでしょう。

日本を紹介できる

日本とほとんど関わりのない生活を送る人にとって、日本という国はただのアジアの一国にすぎません。JAPANなんて聞いたこともない、という人にも出会ったことがあります。そんな時でも、英語のおかげで日本についてしっかり説明することができました。日本を知らない人に日本の魅力について語るという経験は貴重で達成感のあるものです。

 

 

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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