「条約」は英語で何という?例文付きで解説!

「条約」は英語で何と言えばよい?

国際的な合意や協定を指す「条約」という言葉、英語ではどのように表現するのでしょうか?この記事では、いくつかの英語訳とその使い分けについて詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

左の画像

条約というと、国と国との約束事を思い浮かべますね。英語での表現もいくつかありますので、しっかり理解しておきましょう!

「条約」の英語訳①treaty

「条約」を英語で表現する際、最も一般的に使われるのが「treaty」です。この言葉は、国家間の正式な合意を指します。歴史的な条約や国際的な協定に用いられることが多いです。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The Treaty of Versailles was signed in 1919.(ヴェルサイユ条約は1919年に調印されました。)
② They negotiated a peace treaty.(彼らは平和条約を交渉しました。)
③ The treaty was ratified by both countries.(その条約は両国によって批准されました。)

「条約」の英語訳②agreement

「agreement」も「条約」として使われることがありますが、こちらはより広範な合意を指すことが多いです。国家間だけでなく、個人や企業間の合意にも用いられます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The two companies reached an agreement.(その二社は合意に達しました。)
② An agreement was signed to reduce tariffs.(関税を削減するための合意が調印されました。)
③ They have a binding agreement.(彼らには拘束力のある合意があります。)

「条約」の英語訳③pact

「pact」は「条約」の一種で、特に協力や同盟を目的とした合意を指します。軍事同盟や経済協力に関する条約でよく使われます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The nations signed a defense pact.(その国々は防衛協定を結びました。)
② They entered into a trade pact.(彼らは貿易協定に参加しました。)
③ The pact strengthened their alliance.(その協定は彼らの同盟を強化しました。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
treaty:国家間の正式な合意を指し、歴史的・国際的な文脈で多用される。
agreement:広範な合意を指し、国家間だけでなく個人や企業間でも使用される。
pact:協力や同盟を目的とした合意で、軍事や経済の文脈でよく使われる。


「条約」を使う際によく用いられる表現

表現① sign a treaty

sign a treatyは条約を調印するという意味の表現です。
例文:The leaders agreed to sign a treaty.(指導者たちは条約に調印することに同意しました。)

表現② negotiate an agreement

negotiate an agreementは合意を交渉するという意味です。
例文:They are negotiating an agreement on climate change.(彼らは気候変動に関する合意を交渉しています。)

「条約」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
ratify 批准する
negotiate 交渉する
signatory 署名国
accord 協定

まとめ

以上のように、「条約」を英語で表現する際には、treaty、agreement、pactといった言葉が使われます。それぞれの言葉は異なるニュアンスや文脈で用いられるため、適切な場面で使い分けることが重要です。これらの違いを理解し、正確なコミュニケーションを心がけましょう!




englishcompany



WebRTCで無料英会話