「第三者」は英語で何と言えばよい?
みなさん、「第三者」という言葉を英語でどのように表現するか考えたことはありますか?日常会話やビジネスシーンで使うことがあるかもしれませんね。この言葉を英語で表現する際に、どんな選択肢があるのでしょうか?
「第三者」の英語訳①third party
「第三者」を英語で表現する際、最も一般的に使用されるのが「third party」です。この表現は、特に法律やビジネスの文脈で使われることが多く、契約や取引に関与していない者を指します。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The contract was reviewed by a third party.(契約は第三者によってレビューされました。)
②We need a third party to mediate the dispute.(紛争を仲裁するために第三者が必要です。)
③A third party verified the data accuracy.(第三者がデータの正確性を確認しました。)
「第三者」の英語訳②outsider
「outsider」も「第三者」として使われることがあります。ただし、これは特定のグループや組織に属していない人を指すニュアンスが強いです。内部の事情に詳しくない人を指す際に使われます。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①As an outsider, he had a fresh perspective on the issue.(第三者として、彼はその問題に新しい視点を持っていました。)
②The decision was made without consulting any outsiders.(決定は第三者に相談することなく行われました。)
③Outsiders often find it hard to understand our culture.(第三者は私たちの文化を理解するのが難しいことが多いです。)
「第三者」の英語訳③bystander
「bystander」は、事件や出来事に直接関与していないが、その場に居合わせた人を指します。この表現は、特に事故や事件の目撃者として使われることが多いです。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①Several bystanders witnessed the accident.(数人の第三者が事故を目撃しました。)
②The bystander called the police immediately.(第三者がすぐに警察を呼びました。)
③Bystanders were shocked by the sudden event.(第三者は突然の出来事にショックを受けました。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
third party:法律やビジネスの文脈で、契約や取引に関与していない者を指す。
outsider:特定のグループや組織に属していない人を指し、内部事情に詳しくないニュアンス。
bystander:事件や出来事に直接関与していないが、その場に居合わせた人を指す。
「第三者」を使う際によく用いられる表現
表現① involve a third party
involve a third partyは第三者を巻き込むという意味の表現である。
例文:We decided to involve a third party to resolve the issue.(問題を解決するために第三者を巻き込むことにしました。)
表現② consult an outsider
consult an outsiderは第三者に相談するという意味の表現である。
例文:They chose to consult an outsider for an unbiased opinion.(彼らは偏りのない意見を得るために第三者に相談することを選びました。)
「第三者」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
neutral | 中立の |
impartial | 公平な |
objective | 客観的な |
unbiased | 偏りのない |
まとめ
「第三者」を英語で表現する際には、文脈に応じて「third party」、「outsider」、「bystander」などの言葉を使い分けることが重要です。それぞれの言葉には異なるニュアンスがあり、適切な場面で使用することで、より正確なコミュニケーションが可能になります。是非、これらの表現を使いこなしてみてください!