「own」の意味は?どのように使う?
英単語「own」には「所有する」「自分自身の」といった意味があります。形容詞としても動詞としても使われる、便利な単語です。ここでは、それぞれの使い方について詳しく説明していきます!
①「所有する」の場合の使い方
「own」は動詞として「所有する」という意味があります。何かを自分の持ち物であることを表すときに使います。
例文:She owns a beautiful house in the countryside.(彼女は田舎に美しい家を所有している。)
例文:Do you own this car?(この車はあなたの所有ですか?)
例文:They own several businesses in the city.(彼らは市内にいくつかの事業を所有しています。)
②「自分自身の」の場合の使い方
形容詞としての「own」は、「自分自身の」という意味を表します。何かが特定の人のものであることを強調したいときに使います。
例文:He has his own room in the house.(彼は家に自分の部屋を持っている。)
例文:She cooked her own dinner.(彼女は自分で夕食を作った。)
例文:I need to make my own decisions.(自分自身で決断しなければならない。)
実際の使用例
これまでに「own」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Do you own this book?
(この本はあなたのものですか?)
B: Yes, it’s part of my own collection.
(はい、それは私自身のコレクションの一部です。)
A: She did everything on her own, didn’t she?
(彼女は全て一人でやったんですよね?)
B: Yes, she’s very independent.
(ええ、とても独立していますね。)
「own」と似ている単語・同じように使える単語
possess
「possess」という単語も「所有する」という意味があり、「own」と同様に使えますが、より公式な文脈で用いられることが多いです。
例文:He possesses a rare talent for music.(彼は音楽に対して珍しい才能を持っている。)
belong
「belong」は「属する」という意味で、自分のものであることを示すときに使います。「own」とは少しニュアンスが異なりますが、関連する意味を持っています。
例文:This book belongs to me.(この本は私のものです。)
それぞれの使い分け方
「own」:自分の持ち物であることを強調するときに使います。
「possess」:より公式な状況で、所有を表現するときに使います。
「belong」:何が誰のものであるかを示すときに使います。
「own」を含む表現・熟語
「own」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① own up to(認める)
例文:He owned up to his mistake.(彼は自分のミスを認めた。)
② on one’s own(自力で)
例文:She traveled around the world on her own.(彼女は一人で世界を旅した。)
③ take ownership of(責任を持つ)
例文:We should take ownership of our actions.(私たちは自分の行動に責任を持つべきだ。)