「seem」の意味は?どのように使う?
英単語「seem」には「~のように見える」「~らしい」「~と思われる」といった意味があります。基本的に、何かが見た目や印象としてどのように感じられるかを表現する際に使われます。ここでは、「seem」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
- ~のように見える
- ~らしい
- ~と思われる
①「~のように見える」の場合の使い方
「seem」には「~のように見える」という意味があります。これは、何かを見たり聞いたりしたときの第一印象を表現するのに使います。
例文:He seems happy today.(彼は今日は幸せそうに見える。)
例文:The cake seems delicious.(そのケーキは美味しそうに見える。)
②「~らしい」の場合の使い方
「seem」を使って「~らしい」と言うときは、聞いた話や推測に基づいて何かを表現する際に使います。
例文:It seems that she has already left.(彼女はすでに出発したらしい。)
例文:There seems to be a problem with the computer.(コンピューターに問題があるらしい。)
③「~と思われる」の場合の使い方
何かがそうであると考えられる場合、「seem」を使用して「~と思われる」と表現することができます。
例文:This plan seems workable.(この計画は実行可能と思われる。)
例文:She seems to understand the situation well.(彼女は状況をよく理解していると思われる。)
実際の使用例
これまでに「seem」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Does it seem like it’s going to rain today?
(今日は雨が降りそうに見えますか?)
B: Yes, the clouds seem pretty dark to me.
(はい、雲がかなり暗そうに見えます。)
A: She seems really excited about the trip.
(彼女はその旅行について本当にワクワクしているようです。)
B: I noticed that too, she couldn’t stop talking about it!
(私も気づきました。彼女はそれについて話すのをやめられませんでしたね!)
「seem」と似ている単語・同じように使える単語
appear
「appear」は「~のように見える」「現れる」という意味で、「seem」と同様に使えますが、特に視覚的な外観や登場について言及する際に用いられます。
例文:The results appear to be satisfactory.(結果は満足のいくもののように見える。)
look
「look」も「~のように見える」という意味があり、「seem」の代わりに使うことができます。ただし、視覚的な要素に重点を置いていることが多いです。
例文:She looks tired after the long trip.(彼女は長い旅の後で疲れているように見える。)
それぞれの使い分け方
「seem」:印象や感覚的な判断に基づいて何かを表現するときに使います。
「appear」:特に視覚的な外観や状況がそうであると見えるときに使います。
「look」:主に視覚的な要素に基づいて何かを判断するときに使います。
「seem」を含む表現・熟語
「seem」は単独で使われることが多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① seem like(~のように見える)
例文:It seems like a good idea to leave early.(早く出発するのは良い考えのように見える。)
② can’t seem to(どうしても~できない)
例文:I can’t seem to solve this puzzle.(どうしてもこのパズルを解けない。)