「through」の意味は?どのように使う?
英単語「through」にはいくつかの意味があります。「〜を通して」「〜の間ずっと」「〜を貫いて」など、接続詞や副詞、前置詞としても使われる便利な言葉です。ここでは、「through」のさまざまな意味とその使い方について詳しく解説していきますよ!
①「〜を通して」の場合の使い方
「through」は「〜を通して」という意味で使われることが多いです。この場合、何かを介して物事が進行する様子を表現します。たとえば、トンネルやドアをくぐるような場面で用いられます。
例文:We drove through the tunnel.(私たちはトンネルを通って運転した。)
例文:The ball went through the window.(ボールは窓を通り抜けた。)
例文:She walked through the door.(彼女はドアを通り抜けた。)
②「〜の間ずっと」の場合の使い方
この意味では、「through」は時間の継続を表します。「〜の間ずっと」といったニュアンスで、ある期間の開始から終了までを含めた状態を示します。
例文:He studied hard through the night.(彼は夜を通して一生懸命勉強した。)
例文:They stayed quiet through the meeting.(彼らは会議の間ずっと静かにしていた。)
例文:Through the years, they remained friends.(何年も経っても、彼らは友達のままだった。)
③「〜を貫いて」の場合の使い方
「through」は「〜を貫いて」という意味でも使われます。この場合、何かを突き抜けるようなイメージです。
例文:The arrow went through the target.(矢は的を貫いた。)
例文:Light can travel through glass.(光はガラスを通過できる。)
例文:The drill went through the wall easily.(ドリルは壁を簡単に貫通した。)
実際の使用例
これまでに「through」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: How did you get to the other side of the park?
(どうやって公園の向こう側に行ったの?)
B: I walked through the park. It’s quicker that way.
(公園を通り抜けて行ったんだ。その方が早いからね。)
A: Did you finish the book? You were reading it all weekend!
(本を読み終えたの?週末ずっと読んでいたよね!)
B: Yes, I read through it and it was amazing!
(うん、全部読んでしまったけど、すごく良かったよ!)
「through」と似ている単語・同じように使える単語
via
「via」は「〜を経由して」という意味で、「through」と似た使い方ができますが、特に交通手段やルートを示す際に用いられます。
例文:We traveled to Japan via Korea.(私たちは韓国を経由して日本へ旅行した。)
throughout
「throughout」は「〜の間ずっと」という意味で、「through」に近い使い方ができます。ただし、より広範な範囲や期間を強調する際に使われることが多いです。
例文:He was loved throughout his life.(彼は生涯を通じて愛されていた。)
それぞれの使い分け方
「through」:一般的な通過や継続の意味を示すときに使います。
「via」:特に経由地や手段を示すときに使います。
「throughout」:より強調された範囲や期間を示すときに使います。