「pity」の意味は?どのように使う?
英単語「pity」は、他者の状況に対しての心の動きや理解を示す言葉です。具体的には「哀れみ」や「同情」、そして「残念なこと」といった意味があります。この単語を使うことで、誰かが困っているときや、望ましくない状況に対する感情を表現することができます。それでは、「pity」のいくつかの意味や使い方について見ていきましょう。
- 哀れみ
- 同情
- 残念なこと
①「哀れみ」「同情」の場合の使い方
「pity」は誰かの辛い状況に対して「哀れみ」や「同情」を示すときに使われます。例えば、友達が困難に直面しているときに、その気持ちに寄り添いたいときに使います。
例文:I felt pity for the homeless man in the cold.(私は寒さの中でホームレスの男性に哀れみを感じました。)
例文:She showed pity to the injured bird.(彼女はけがをした鳥に同情しました。)
②「残念なこと」の場合の使い方
「pity」は望ましくない状況や結果に対して「残念だ」と感じるときにも使われます。この場合、何かがうまくいかずに心から残念に思う気持ちを表現します。
例文:It’s a pity that the event was canceled.(そのイベントが中止になったのは残念です。)
例文:What a pity you couldn’t join us for the trip.(あなたが旅行に参加できなかったのは本当に残念です。)
実際の使用例
これまでに「pity」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Did you hear about John’s accident?
(ジョンの事故について聞いた?)
B: Yes, it’s such a pity. I hope he recovers soon.
(うん、本当に残念だね。早く回復することを願っているよ。)
A: I felt pity for him when I saw how sad he was.
(彼がどれだけ悲しんでいるかを見たとき、私は彼に同情しました。)
B: Let’s visit him and cheer him up.
(彼を訪ねて元気づけようよ。)
「pity」と似ている単語・同じように使える単語
sympathy
「sympathy」は「共感」や「同情」という意味で、「pity」と似たように使われますが、特に感情を共有する場合に用いられます。
例文:She offered her sympathy to the grieving family.(彼女は悲しんでいる家族に共感を示しました。)
compassion
「compassion」は「思いやり」や「慈悲」という意味で、「pity」以上に深い愛情や理解を示すときに使います。
例文:His compassion for others is truly inspiring.(彼の他者への思いやりは本当に感動的です。)
それぞれの使い分け方
「pity」:困っている人に対する基本的な哀れみや残念な気持ちを示すときに使います。
「sympathy」:他者の感情に共感し、感情を共有する場合に使います。
「compassion」:深い愛情や思いやりを表現するときに使います。
「pity」を含む表現・熟語
「pity」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① take pity on(~に哀れみを感じる)
例文:She took pity on the stray dog and decided to adopt it.(彼女は捨てられた犬に哀れみを感じて、飼うことに決めました。)
② it’s a pity that…(~は残念なことだ)
例文:It’s a pity that you missed the concert.(君がコンサートを見逃したのは残念です。)
③ cry me a river(大げさに同情を求める)
例文:He complained about his workload, but I just told him to cry me a river.(彼は仕事の量を嘆いていましたが、私はただ「大げさに言うなよ」と伝えました。)
