英語「make up」の意味や使い方は？例文を交えて解説

「make up」の意味は？どのように使う？

英単語「make up」は、物事を組み合わせて新しいものを作り上げることや、何かを整えたり準備する様子を表す言葉です。具体的な意味としては「構成する」「用意する」「整える」といった使い方があります。また、「仲直りする」「化粧をする」といった少し異なる意味も含まれます。「make up」のさまざまな意味と、その使い方について見ていきましょう。

• 構成する
• 用意する
• 整える
• 仲直りする
• 化粧をする

①「構成する」の場合の使い方

「make up」は何かを組み合わせて全体を構成するという意味があります。例えば、材料や要素を集めて何かを作るときに使います。

例文：The committee is made up of experts from various fields.（委員会はさまざまな分野の専門家で構成されています。）
例文：The book is made up of ten chapters.（その本は10章で構成されています。）
例文：The team is made up of talented players.（チームは才能ある選手で構成されています。）

②「用意する」「整える」の場合の使い方

「make up」は、何かを整えたり準備する際にも使われます。特に、計画を立てたり、必要なものを準備するときに便利です。

例文：She made up a plan for the weekend.（彼女は週末の計画を立てました。）
例文：He made up the guest room for his friend.（彼は友人のために客室を準備しました。）
例文：They made up a list of tasks to complete.（彼らは完了するタスクのリストを作成しました。）

③「仲直りする」の場合の使い方

「make up」は、けんかや争いの後で仲直りをすることを指すこともあります。人間関係を修復する際に使われる表現です。

例文：They had a big fight but eventually made up.（彼らは大喧嘩をしたが、最終的に仲直りしました。）
例文：It’s important to make up after an argument.（口論の後に仲直りすることは大切です。）
例文：She made up with her sister after their disagreement.（彼女は意見の不一致の後、姉と仲直りしました。）

④「化粧をする」の場合の使い方

「make up」は化粧をするという意味でも使われます。特に、顔を整える際に用いられる表現です。

例文：She takes an hour to make up before leaving the house.（彼女は家を出る前に1時間かけて化粧をします。）
例文：He learned how to make up for the theater performance.（彼は演劇のための化粧の仕方を学びました。）
例文：She made up her face for the party.（彼女はパーティーのために化粧をしました。）

実際の使用例

これまでに「make up」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。

A: What is the team made up of?
（チームは何で構成されていますか？）

B: It’s made up of engineers and designers.
（エンジニアとデザイナーで構成されています。）

A: Have you made up with your friend yet?
（もう友達と仲直りしましたか？）

B: Yes, we talked it over yesterday.
（はい、昨日話し合いました。）

「make up」と似ている単語・同じように使える単語

compose

「compose」も「構成する」という意味で「make up」と似ていますが、特に音楽や文章を作り上げる際に使われます。

例文：She composed a beautiful piece for the piano.（彼女は美しいピアノの曲を作曲しました。）

prepare

「prepare」は「用意する」「整える」という意味で、「make up」と似ていますが、特に事前に準備を整える際に使われます。

例文：He prepared the room for the guests.（彼はゲストのために部屋を準備しました。）

それぞれの使い分け方

「make up」：物事を構成したり、整えたりする際に使います。
「compose」：特に音楽や文章を作るときに使います。
「prepare」：事前に何かを準備するときに使います。

「make up」を含む表現・熟語

「make up」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。

① make up one’s mind（決心する）
例文：He finally made up his mind to move abroad.（彼はついに海外移住を決心しました。）

② make up for（埋め合わせる）
例文：She tried to make up for her mistake by working hard.（彼女は一生懸命働くことでミスを埋め合わせようとしました。）

③ make up a story（話をでっち上げる）
例文：He made up a story about why he was late.（彼は遅刻した理由について話をでっち上げた。）