「rusty」の意味は?どのように使う?
英単語「rusty」は、物がさびてしまった状態や、使っていないことによって技術やスキルが鈍ってしまった様子を指す言葉です。基本的には「さびた」「さびついた」「鈍くなった」などの意味があります。また、声がしゃがれている状態を表すこともあります。ここでは、「rusty」の様々な使い方について、具体例を交えつつ解説します。
①「さびた」「さびついた」の場合の使い方
「rusty」は、金属がさびてしまった状態を表すときによく使われます。たとえば、長い間使われなかった自転車や道具などを見て、「これはさびてるね」と言う感じです。
例文:The old bicycle is rusty from being left outside.(その古い自転車は外に放置されていたため、さびている。)
例文:He opened the rusty gate with some effort.(彼は努力してさびついた門を開けた。)
例文:The tools in the shed have become rusty.(小屋の中の道具はさびついてしまった。)
②「鈍くなった」の場合の使い方
「rusty」は、しばらく使っていないスキルや能力が鈍ってしまった状態をも表現します。例えば、久しぶりにピアノを弾いたら、指が思うように動かないときなどに使います。
例文:My piano skills are a bit rusty since I haven’t practiced in years.(ここ数年練習していないので、ピアノの腕が少し鈍っています。)
例文:He’s rusty at speaking French after not using it for so long.(彼は長い間フランス語を使っていないので、話すのが鈍くなっています。)
例文:I felt rusty when I tried to skate after such a long time.(久しぶりにスケートをしたら鈍くなったと感じました。)
③「しゃがれた」の場合の使い方
声がしゃがれている状態を表すときにも「rusty」を使います。例えば、風邪をひいて声がかすれているときなどに便利な表現です。
例文:After the concert, his voice was rusty from all the singing.(コンサートの後、彼の声は歌いすぎてしゃがれていた。)
例文:Her voice sounded rusty over the phone.(彼女の声は電話越しにしゃがれて聞こえた。)
例文:I have a rusty voice today because of a cold.(風邪のせいで今日は声がしゃがれています。)
実際の使用例
これまでに「rusty」の意味と使い方を見てきました。次は、これらの意味が実際の会話でどのように使われるかを見てみましょう。
A: Hey, want to go for a bike ride?
(ねえ、自転車に乗りに行かない?)
B: Sure, but my bike might be a bit rusty.
(いいよ、でも僕の自転車はちょっとさびてるかも。)
A: No worries, we can fix it up quickly!
(心配しないで、すぐに直せるよ!)
「rusty」と似ている単語・同じように使える単語
corroded
「corroded」という単語は、特に金属が化学反応で腐食した状態を指すときに使われます。「rusty」と似ていますが、物理的または化学的な腐食に重点を置いた言葉です。
例文:The pipes were corroded and needed to be replaced.(その配管は腐食していたため、交換する必要があった。)
out of practice
「out of practice」は、「練習不足で腕が鈍っている」という意味で、「rusty」と同じように使える表現です。特にスキルやスポーツの能力に関して使われることが多いです。
例文:I’m out of practice with my guitar playing.(私はギターの腕が鈍っています。)
それぞれの使い分け方
「rusty」:物がさびた状態や、スキルが鈍った状態に使います。
「corroded」:金属が化学反応で腐食した状態を表します。
「out of practice」:練習不足でスキルが落ちている状態を示します。