「minor」の意味は?どのように使う?
英単語「minor」は、主に「小さい」「重要でない」といった意味を持ち、何かと比較して小さかったり目立たないものを表現する際に使われます。また、学問においては「副専攻」、音楽においては「短音程」を指すときにも用いられます。ここでは、「minor」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
– 小さい、重要でない
– 副専攻
– 短音程
①「小さい」「重要でない」の場合の使い方
「minor」は、他のものと比べて小さかったり重要でないことを表現するのに使われます。何かが他のものに比べて大きな影響を持たないときに便利な単語です。
例文:He made a minor mistake in the report.(彼は報告書で小さなミスをしました。)
例文:The changes to the plan were minor.(計画の変更は大したことありませんでした。)
例文:She suffered only minor injuries in the accident.(彼女は事故で軽傷を負っただけでした。)
②「副専攻」の場合の使い方
学問の分野で「minor」は「副専攻」を意味します。学生が主専攻のほかに特に学んでいる分野を指します。
例文:I majored in biology and minored in chemistry.(私は生物学を専攻し、化学を副専攻しました。)
例文:Her minor in literature complements her major in history.(文学の副専攻は歴史の主専攻を補完しています。)
例文:He took a minor in psychology.(彼は心理学を副専攻しました。)
③「短音程」の場合の使い方
音楽では「minor」は「短音程」を指し、特に音楽の調や音の高さに関する表現で使われます。
例文:The piece is written in a minor key.(その曲は短調で書かれています。)
例文:She prefers songs in minor keys because of their emotional depth.(彼女は感情の深さがあるため短調の曲を好みます。)
例文:The minor scale gives the melody a sadder feel.(短音階はメロディーにより悲しい感じを与えます。)
実際の使用例
これまでに「minor」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Did you notice any mistakes in my presentation?
(私のプレゼンテーションに何か誤りはありましたか?)
B: Just a few minor ones, nothing serious.
(いくつか小さなものだけで、深刻なものはありません。)
A: I’m thinking about minoring in art alongside my business major.
(ビジネス専攻の他にアートを副専攻にしようかと考えています。)
B: That sounds like a great idea to broaden your skills.
(それはスキルを広げるために素晴らしい考えですね!)
「minor」と似ている単語・同じように使える単語
insignificant
「insignificant」という単語も「重要でない」「取るに足らない」という意味があり、「minor」と同様に使えますが、特に影響がないことを強調する際に用いられます。
例文:The error was insignificant and didn’t affect the results.(その誤りは重要でなく、結果に影響を与えなかった。)
secondary
「secondary」は「二次的な」「副次的な」という意味で、「minor」に近い使い方ができます。特に優先順位が低いものを指すときに使われることが多いです。
例文:His secondary role in the project was to assist the main coordinator.(彼のプロジェクトでの副次的な役割はメインのコーディネーターを補助することでした。)
それぞれの使い分け方
「minor」:小さかったり重要でないことを示す際に使います。
「insignificant」:影響を与えないことを強調する際に使います。
「secondary」:優先順位が低いことを指す際に使います。
「minor」を含む表現・熟語
「minor」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① minor details(些細な詳細)
例文:We don’t need to focus on minor details right now.(今は些細な詳細に集中する必要はありません。)
② minor league(マイナーリーグ)
例文:He played in the minor leagues before joining the major league team.(彼はメジャーリーグのチームに加わる前にマイナーリーグでプレーしていました。)
③ minor chord(マイナーコード)
例文:The song starts with a minor chord that sets a somber tone.(その曲は物悲しいトーンを設定する短調のコードで始まります。)
