英語「vicinity」の意味や使い方は？例文を交えて解説

「vicinity」の意味は？どのように使う？

英単語「vicinity」は、特定の場所や物の周りにあるエリアやその近くにあることを表す単語です。具体的には、「近所」「付近」「周辺」「近接」といった意味があります。この記事では、「vicinity」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきます。

「vicinity」の使い方

「vicinity」は、ある場所の近くやその周囲のエリアを指します。例えば、何かを探しているときに、その場所の「vicinity」をチェックしたりします。これは「近くにいるかもしれない」といった意味合いを持ちます。

例文：There are several restaurants in the vicinity of the hotel.（ホテルの近くにはいくつかのレストランがあります。）
例文：The school is located in the vicinity of the park.（学校は公園の付近に位置しています。）
例文：We searched the vicinity for the missing cat.（私たちは行方不明の猫を探して、その付近を調べました。）

実際の使用例

これまでに「vicinity」の意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこの単語がどのように使われるかを見てみましょう。

A: Is there a pharmacy in the vicinity?
（近くに薬局はありますか？）

B: Yes, there’s one just around the corner.
（はい、すぐそこにあります。）

A: Great, I need to pick up some medicine.
（よかった、薬を買わなきゃ。）

「vicinity」と似ている単語・同じように使える単語

neighborhood

「neighborhood」という単語も「近所」「地域」という意味があり、「vicinity」と同様に使えますが、よりコミュニティや居住地に焦点を当てることが多いです。

例文：She grew up in a friendly neighborhood.（彼女は友好的な近所で育ちました。）

proximity

「proximity」は「近接」「近いこと」を意味し、物や人が物理的にどれだけ近いかを強調するときに使われます。

例文：The proximity of the airport makes it a convenient hotel.（空港に近接しているので、そのホテルは便利です。）

それぞれの使い分け方

「vicinity」：特定の場所や物の近くにあることを示します。
「neighborhood」：特に居住地やコミュニティを指すときに使われます。
「proximity」：物理的な距離の近さを強調する際に使われます。

「vicinity」を含む表現・熟語

「vicinity」は単独で使われることが多いですが、いくつかの表現の中にも顔を出します。ここではその例をいくつか紹介します。

① in the vicinity of（～の近くに）
例文：The museum is in the vicinity of the train station.（博物館は駅の近くにあります。）

② within the vicinity（その周辺で）
例文：The concert was so loud it could be heard within the vicinity.（コンサートはとても音が大きかったので、その周辺でも聞こえました。）

③ vicinity map（周辺地図）
例文：The hotel provided a vicinity map for tourists.（ホテルは観光客に周辺地図を提供しました。）