「問題児」は英語で何と言えばよい?
「問題児」と聞くと、ちょっとやんちゃな子供を思い浮かべるかもしれませんね。英語で「問題児」を表現する際には、どのような言葉が適切なのでしょうか?

「問題児」の英語訳①troublemaker
「問題児」を英語で表現する際に一般的に使われるのが「troublemaker」です。この言葉は、問題を引き起こす人、特に子供に対して使われることが多いです。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The teacher called him a troublemaker because he was always disrupting the class.(先生は彼を問題児と呼びました。なぜなら彼はいつも授業を妨害していたからです。)
②She’s known as the troublemaker in the group, always stirring up drama.(彼女はグループの中で問題児として知られています。いつも騒ぎを起こしているからです。)
③Despite being a troublemaker, he has a good heart.(問題児であるにもかかわらず、彼は心が優しいです。)
「問題児」の英語訳②problem child
「problem child」も「問題児」として使われます。この表現は、特に行動や態度に問題がある子供を指す際に用いられます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The school counselor is working with the problem child to improve his behavior.(スクールカウンセラーは問題児の行動を改善するために取り組んでいます。)
②Her parents are worried because she’s been labeled a problem child at school.(彼女の両親は心配しています。なぜなら彼女が学校で問題児とされているからです。)
③Being a problem child doesn’t mean he can’t change.(問題児であることは、彼が変われないということではありません。)
「問題児」の英語訳③bad apple
「bad apple」という表現も「問題児」を指すことがあります。この言葉は、集団の中で悪影響を及ぼす人を指す際に使われます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①One bad apple can spoil the whole bunch, so we need to address his behavior.(一人の問題児が全体に悪影響を及ぼすことがあるので、彼の行動に対処する必要があります。)
②She’s considered the bad apple of the team, always causing trouble.(彼女はチームの問題児と見なされています。いつもトラブルを引き起こしているからです。)
③Even a bad apple can turn good with the right guidance.(適切な指導があれば、問題児も良くなることができます。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
troublemaker:問題を引き起こす人を指し、特に子供に対して使われる。例文:He was labeled a troublemaker in school.(彼は学校で問題児とされた。)
problem child:行動や態度に問題がある子供を指す。例文:The teacher is trying to help the problem child.(先生は問題児を助けようとしている。)
bad apple:集団の中で悪影響を及ぼす人を指す。例文:One bad apple can ruin the team.(一人の問題児がチームを台無しにすることがある。)
「問題児」を使う際によく用いられる表現
表現① cause trouble
cause troubleは問題を引き起こすという意味の表現である。
例文:He loves to cause trouble wherever he goes.(彼はどこに行っても問題を引き起こすのが好きです。)
表現② act out
act outは感情を行動で表現する、特に問題行動を指す際に使われる。
例文:The child tends to act out when he’s upset.(その子は不機嫌になると問題行動を起こしがちです。)
「問題児」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
disruptive | 混乱を引き起こす |
rebellious | 反抗的な |
misbehave | 不正行動をする |
naughty | いたずら好きな |
まとめ
「問題児」を英語で表現する際には、「troublemaker」、「problem child」、「bad apple」などの言葉を使うことができます。それぞれの表現には微妙なニュアンスの違いがあり、使う場面によって適切な言葉を選ぶことが大切です。これらの表現を理解し、適切に使いこなすことで、より正確なコミュニケーションが可能になります。
