「生い立ち」は英語で何と言えばよい?
みなさん、自分の「生い立ち」を英語で表現する際に、どのように言えばよいのでしょうか?この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。是非参考にしてください。
「生い立ち」の英語訳①background
「生い立ち」の英語訳としてよく使われるのが「background」です。このbackgroundには、個人の過去の経験や環境を指すニュアンスがあります。例えば、職場で自己紹介をする際に使われることが多いです。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① I come from a multicultural background.(私は多文化的な生い立ちです。)
② Her background in engineering helped her in the project.(彼女の工学の生い立ちがプロジェクトで役立ちました。)
③ He has a background in music.(彼は音楽の生い立ちがあります。)
「生い立ち」の英語訳②upbringing
upbringingも「生い立ち」として使うことができます。ただし、backgroundが全体的な経験や環境を指すのに対し、upbringingは特に家庭環境や教育に焦点を当てたニュアンスを含みます。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① My upbringing taught me the value of hard work.(私の生い立ちは勤勉の価値を教えてくれました。)
② She had a strict upbringing.(彼女は厳格な生い立ちでした。)
③ His upbringing was filled with love and support.(彼の生い立ちは愛と支援に満ちていました。)
「生い立ち」の英語訳③origin
originも「生い立ち」を表現する際に使われます。この場合、originは特に出身や起源を指すニュアンスがあります。ルーツを語る場面で使われることが多いです。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① She is proud of her humble origin.(彼女は自分の謙虚な生い立ちを誇りに思っています。)
② His origin is from a small village.(彼の生い立ちは小さな村からです。)
③ They discussed the origin of their family traditions.(彼らは家族の伝統の生い立ちについて話し合いました。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
background:個人の全体的な経験や環境を指します。職場や学校での自己紹介に適しています。
upbringing:特に家庭環境や教育に焦点を当てた表現です。家族や教育に関する話題で使われます。
origin:出身や起源を指す際に使われます。ルーツや伝統について語る場面で適しています。
「生い立ち」を使う際によく用いられる表現
表現① come from
come fromは「~から来た」という意味で、生い立ちを説明する際によく使われます。
例文:I come from a small town.(私は小さな町の出身です。)
表現② be raised
be raisedは「育てられた」という意味で、育った環境を説明する際に使われます。
例文:She was raised in a loving family.(彼女は愛情深い家族に育てられました。)
「生い立ち」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
heritage | 遺産、伝統 |
roots | ルーツ、根源 |
culture | 文化 |
まとめ
「生い立ち」を英語で表現する際には、背景や育ち、出身を指す言葉を使い分けることが重要です。backgroundは全体的な経験を、upbringingは家庭環境を、originは出身を指します。それぞれのニュアンスを理解して、適切な場面で使い分けましょう!