「天狗」は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「天狗」は英語で何と言えばよい?

みなさん、「天狗」について考えたことはありますか?日本の伝説や物語でよく登場するこの存在を、英語でどのように表現すれば良いのでしょうか?

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この記事では、いくつかの英語訳とその使い分けを解説します。ぜひ参考にしてください。

「天狗」の英語訳①Tengu

「天狗」をそのまま英語にする場合、最も一般的なのが「Tengu」です。この言葉は日本の文化や伝説に特有のキャラクターを指します。特に海外の日本文化に興味がある人々にとっては、Tenguという言葉はそのまま理解されることが多いです。それでは例文をいくつか見てみましょう。

① The Tengu is a mythical creature in Japanese folklore.(天狗は日本の民間伝承における神話上の生き物です。)
② Many stories depict the Tengu as a skilled martial artist.(多くの物語では、天狗は武術の達人として描かれています。)
③ Tengu are often associated with mountains and forests.(天狗はしばしば山や森と関連付けられます。)

「天狗」の英語訳②Goblin

「Goblin」という言葉も、時には「天狗」を表現するために使われます。ただし、Goblinは一般的に西洋の伝説に登場する小さくていたずら好きな妖精を指すため、ニュアンスが異なる場合があります。それでは例文をいくつか見てみましょう。

① In some translations, the Tengu is referred to as a goblin.(いくつかの翻訳では、天狗はゴブリンと呼ばれています。)
② Goblins in Western folklore are different from the Tengu.(西洋の民間伝承におけるゴブリンは天狗とは異なります。)
③ The Tengu’s goblin-like traits include mischief and trickery.(天狗のゴブリンのような特徴には、いたずらや策略があります。)

「天狗」の英語訳③Long-nosed Goblin

「Long-nosed Goblin」という表現も使われることがあります。これは天狗の特徴的な長い鼻を強調した訳です。特に視覚的なイメージを伝えたいときに使われます。それでは例文をいくつか見てみましょう。

① The long-nosed goblin is a popular figure in Japanese art.(長い鼻のゴブリンは日本の美術で人気のあるキャラクターです。)
② Many people recognize the Tengu as a long-nosed goblin.(多くの人が天狗を長い鼻のゴブリンとして認識しています。)
③ The long-nosed goblin is often depicted with a fan.(長い鼻のゴブリンはしばしば扇子を持って描かれます。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!

Tengu:日本の文化や伝説に特有のキャラクターで、特に海外の日本文化に興味がある人々にそのまま理解される。
Goblin:西洋の伝説に登場する小さくていたずら好きな妖精を指すため、天狗とは異なるニュアンスを持つ。
Long-nosed Goblin:天狗の特徴的な長い鼻を強調した訳で、視覚的なイメージを伝えたいときに使われる。


「天狗」を使う際によく用いられる表現

表現① Tengu mask

Tengu maskは天狗の面を指す表現です。

例文:The festival featured dancers wearing Tengu masks.(祭りでは天狗の面をかぶった踊り手が登場しました。)

表現② Tengu dance

Tengu danceは天狗の踊りを指す表現です。

例文:The Tengu dance is a traditional performance in some regions.(天狗の踊りは一部の地域で伝統的な演技です。)

「天狗」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
Folklore 民間伝承
Mythical 神話上の
Martial artist 武術家
Mountain
Forest

まとめ

「天狗」は日本の伝説に深く根付いた存在であり、英語で表現する際には「Tengu」が最も直接的です。「Goblin」や「Long-nosed Goblin」も使われますが、それぞれ異なるニュアンスを持つため、文脈に応じて使い分けることが大切です。天狗に関連する表現や単語を知っておくことで、より豊かなコミュニケーションが可能になります。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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