「不景気」は英語で何と言えばよい?
不景気の影響を感じていますか?経済の低迷を表現する際に、「不景気」を英語でどのように言えばよいのでしょうか?
「不景気」の英語訳①recession
不景気の英語訳としてよく使われるのが「recession」です。このrecessionには経済が一時的に停滞しているというニュアンスがあります。政府の経済政策や市場の動向が原因で使われることが多いですね。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The country is experiencing a recession.(その国は不景気を経験しています)
②During the recession, many businesses closed down.(不景気の間、多くの企業が閉鎖しました)
③The recession led to high unemployment rates.(不景気が高い失業率を招きました)
「不景気」の英語訳②economic downturn
economic downturnも「不景気」として使うことができます。ただし、recessionがより公式な経済用語であるのに対して、economic downturnは一般的な経済の低迷を指すことが多いです。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The economic downturn affected consumer spending.(経済の低迷が消費者支出に影響を与えました)
②Many companies struggled during the economic downturn.(多くの企業が経済の低迷中に苦しみました)
③The economic downturn was unexpected.(経済の低迷は予想外でした)
「不景気」の英語訳③slump
slumpも不景気を表す言葉として使用されます。特に特定の産業や市場が急激に低下する場合に使われることが多いです。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The housing market is in a slump.(住宅市場は不景気です)
②There was a slump in sales last quarter.(前四半期に売上が不景気でした)
③The company is trying to recover from the slump.(その会社は不景気から回復しようとしています)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
recession:経済全体の停滞を指し、公式な場面で使われることが多い。例文:The recession led to high unemployment rates.(不景気が高い失業率を招きました)
economic downturn:一般的な経済の低迷を指し、幅広い文脈で使用される。例文:The economic downturn affected consumer spending.(経済の低迷が消費者支出に影響を与えました)
slump:特定の市場や産業が急激に低下する場合に使われる。例文:The housing market is in a slump.(住宅市場は不景気です)
「不景気」を使う際によく用いられる表現
表現① recover from a recession
recover from a recessionは不景気から回復するという意味の表現です。
例文:The economy is starting to recover from the recession.(経済は不景気から回復し始めています)
表現② enter a recession
enter a recessionは不景気に突入するという意味です。
例文:The country is about to enter a recession.(その国は不景気に突入しようとしています)
「不景気」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
unemployment | 失業 |
inflation | インフレーション |
market | 市場 |
policy | 政策 |
まとめ
不景気を表現する際には、recession、economic downturn、slumpといった英語訳があります。それぞれの言葉は異なるニュアンスを持ち、使われる文脈も異なります。どの言葉を使うかは、具体的な状況や伝えたい内容に応じて選びましょう。英語で経済の話をする際に役立つ表現を覚えて、会話をスムーズに進めてください!