「be up to」の意味は?どのように使う?
英単語「be up to」は、何かを達成するための能力や責任を持つ状態を表すフレーズです。具体的には「やりこなせる」「〜次第である」といった意味があります。日常会話で頻繁に使われるフレーズで、誰かが特定の課題や責任を引き受けられるかどうかを問う際によく使われます。ここでは、「be up to」の意味とその使い方について、詳しく解説していきましょう。
- やりこなせる
- 〜次第である
①「やりこなせる」の場合の使い方
「be up to」には「やりこなせる」という意味があります。これは、何かを遂行する能力があるかを示すときに使われます。
例文:I’m not sure if I’m up to the task.(その仕事をやりこなせるか自信がありません。)
例文:She is up to the challenge of leading the team.(彼女はチームを率いる挑戦にやりこなせる状態です。)
例文:Are you up to running a marathon?(マラソンを走りきることができますか?)
②「〜次第である」の場合の使い方
「be up to」は「〜次第である」という意味でも使われます。これは、何かが特定の人物や状況に依存していることを示すときに用います。
例文:It’s up to you to decide.(決めるのは君次第です。)
例文:The success of the project is up to the team.(プロジェクトの成功はチーム次第です。)
例文:Whether we go out is up to the weather.(外出するかどうかは天気次第です。)
実際の使用例
「be up to」は会話の中でどのように使われるのでしょうか。以下に実際の会話例を見てみましょう。
A: Are you up to going hiking this weekend?
(今週末、ハイキングに行く準備はできてる?)
B: I think so, but it really depends on the weather.
(そう思うけど、天気次第だね。)
A: Alright, let’s check the forecast first.
(わかった、まず天気予報を確認しよう。)
「be up to」と似ている単語・同じように使える単語
capable of
「capable of」は「be up to」に似ており、何かをする能力があることを意味します。特定のスキルやタスクを遂行する能力に焦点を当てています。
例文:She is capable of fixing the computer herself.(彼女は自分でコンピュータを修理する能力がある。)
depend on
「depend on」も「be up to」の「〜次第である」という意味に似ています。何かが他の要素に依存することを表します。
例文:The outcome depends on how much effort you put in.(結果は君がどれだけ努力するか次第だ。)
それぞれの使い分け方
「be up to」:能力があるかどうかや、物事が誰かに依存している状態を示すとき。
「capable of」:特定のスキルやタスクを遂行する能力を強調する際に使います。
「depend on」:結果や状況が他の要素に依存することを強調する際に使います。
「be up to」を含む表現・熟語
「be up to」はいくつかの表現の中でも使われます。以下にその例を挙げてみましょう。
① What are you up to?(何してるの?)
例文:I was just about to call you. What are you up to?(ちょうど君に電話しようと思ったところだったよ。何してるの?)
② be up to no good(良くないことをたくらんでいる)
例文:The kids look like they are up to no good.(子供たちは何か良くないことをたくらんでいるようだ。)
③ be up to par(基準に達している)
例文:Her performance was up to par with our expectations.(彼女のパフォーマンスは私たちの期待に達していた。)
