「both」の意味は?どのように使う?
英単語「both」は、二つのものや人に共通する性質や状態を指し示す言葉です。日本語では「両方の」や「双方の」といった意味があります。何かを二つ選んで、それらを一緒に考えるときに使われますね。日常の会話の中で、友達と二つの選択肢について話すときなどによく登場する単語です。
「both」の使い方
「both」は、二つのものや人について共通して言及したいときに使います。例えば、二人の友達がどちらもサッカーが好きな場合や、二つの選択肢がどちらも良い場合などです。
例文:Both Tom and Jerry like cheese.(トムもジェリーもチーズが好きです。)
例文:She can speak both English and Spanish.(彼女は英語もスペイン語も話せます。)
例文:We have both options available.(私たちには両方の選択肢が利用可能です。)
実際の使用例
「both」が使われる場面を見てみましょう。友達と何をするか話しているとき、こういった会話があるかもしれません。
A: Do you want to watch a movie or go bowling?
(映画を見るか、ボウリングに行きたい?)
B: Why not both? We can do both today!
(両方やったらどうかな?今日はどっちもできるよ!)
A: Great idea! We have time for both activities.
(いい考えだね!両方の活動に時間があるよ。)
「both」と似ている単語・同じように使える単語
either
「either」も選択に関連する言葉で、「どちらか一方」という意味があります。二つの選択肢のどちらかを選ぶときに使います。
例文:You can choose either the red or the blue one.(赤か青のどちらかを選べます。)
neither
「neither」は「どちらも~ない」という意味で、二つの選択肢のどちらも否定する場合に使われます。
例文:Neither of the answers is correct.(どちらの答えも正しくありません。)
それぞれの使い分け方
「both」:二つのものや人について共通して述べたいときに使います。
「either」:二つの選択肢のうち、どちらか一方を選ぶときに使います。
「neither」:二つの選択肢のどちらも否定したいときに使います。
「both」を含む表現・熟語
「both」はいくつかの表現や熟語でも使われます。日常会話で聞くことができるかもしれません。
① both sides of the coin(物事の両面)
例文:You should consider both sides of the coin before making a decision.(決断を下す前に、物事の両面を考慮すべきです。)
② both ends meet(収入と支出が合う)
例文:It’s hard to make both ends meet on a low salary.(低い給料では収入と支出を合わすのが難しい。)
③ both in and out(内外の両方で)
例文:He is well-known both in and out of the country.(彼は国内外でよく知られています。)