「elaborate」の意味は?どのように使う?
英単語「elaborate」は、何かを細部にまで注意を払って丁寧に作り上げることを意味します。具体的には、「苦心して作り上げた」「入念な」「手の込んだ」「精巧な」といったニュアンスが含まれます。ここでは、「elaborate」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきます。
①「入念な」「精巧な」の場合の使い方
「elaborate」は、非常に細かな部分まで気を配って作られたものを指すときに使います。例えば、手の込んだデザインや、詳細にわたる計画について述べる際にこの言葉が使われます。
例文:The architect presented an elaborate plan for the new building.(建築家は新しい建物のための精巧な計画を提示しました。)
例文:She wore an elaborate gown to the gala.(彼女はガラに入念なドレスを着ていった。)
例文:The cake was decorated with elaborate designs.(ケーキは手の込んだデザインで飾られていた。)
②「詳しく説明する」の場合の使い方
「elaborate」という単語は、動詞として「詳しく説明する」という意味でも使われます。何かをさらに詳細に説明したり、補足情報を加えたりする際に使用されます。
例文:Could you elaborate on your plan?(あなたの計画について詳しく説明していただけますか?)
例文:The teacher asked him to elaborate his answer.(先生は彼に答えを詳しく説明するように求めた。)
例文:She elaborated on her ideas during the presentation.(彼女はプレゼンテーション中に自分の考えを詳しく説明した。)
実際の使用例
これまでに「elaborate」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Your project seems quite elaborate. How long did it take to complete?
(あなたのプロジェクトはとても精巧ですね。完成するのにどれくらいかかりましたか?)
B: Thanks! It took several months, actually.
(ありがとう!実は数か月かかりました。)
A: Can you elaborate on the main goals of your project?
(プロジェクトの主な目標について詳しく説明してもらえますか?)
B: Sure, I’d be happy to explain further.
(もちろん、もっと詳しく説明させていただきます。)
「elaborate」と似ている単語・同じように使える単語
intricate
「intricate」という単語も「複雑な」「入り組んだ」という意味があり、「elaborate」と同様に使えますが、特に複雑さや絡み合いを強調する際に用いられます。
例文:The artist created an intricate design for the mural.(アーティストは壁画のために複雑なデザインを作成しました。)
thorough
「thorough」は「徹底した」「完全な」という意味で、「elaborate」に近い使い方ができます。特に細部に至るまで完全に仕上げられていることを強調する際に使われることが多いです。
例文:The report was thorough and left no detail unexplored.(レポートは徹底しており、見落としがなかった。)
それぞれの使い分け方
「elaborate」:手の込んだ、または詳細に説明する際に使います。
「intricate」:特に複雑さを強調する際に使います。
「thorough」:徹底的に細部まで行き届いていることを強調する際に使います。