英会話コラム
「enabled」の意味は？どのように使う？
英単語「enabled」は「enable」の過去形や過去分詞形で、何かを「可能にする」「できるようにする」という意味を持っています。この単語は、誰かが他の人に何かを成し遂げさせたり、状況や環境が特定の行動を可能にすることを示すために使われます。ここでは、さまざまな状況で「enabled」がどのように使用されるのかを見ていきましょう。
「enabled」の使い方
「enabled」は特定の行動や状態が可能になったことを示す際に使われることが多いです。例えば、技術が進歩して人々の生活が便利になったことを表現する際に用いられます。
例文：The new software enabled users to process data more efficiently.
（新しいソフトウェアにより、ユーザーはデータをより効率的に処理できるようになりました。）
例文：Her encouragement enabled him to overcome his fears.
（彼女の励ましによって、彼は恐怖を克服することができました。）
例文：The internet has enabled global communication.
（インターネットは世界的なコミュニケーションを可能にしました。）
実際の使用例
これまでに「enabled」の意味と使い方を見てきました。次に、日常会話の中でこの単語がどのように使われるかを見てみましょう。
A: How did you manage to complete the project so quickly?
（どうやってそんなに早くプロジェクトを完成させたの？）
B: The new tools enabled us to work more efficiently.
（新しいツールのおかげで、もっと効率的に作業できたんだ。）
A: Amazing! Technology really makes a difference.
（すごいね！技術の力って本当に大きいね。）
「enabled」と似ている単語・同じように使える単語
facilitated
「facilitated」は「促進した」「容易にした」という意味があり、「enabled」と似たように使われます。特に物事をスムーズに進める手助けをした際に使います。
例文：The manager facilitated the meeting by organizing the agenda in advance.
（マネージャーは事前に議題を整理することで会議を促進しました。）
allowed
「allowed」は「許可した」「可能にした」という意味で、「enabled」に近い使い方ができます。特に何かを許容することによって実現可能にする際に使われます。
例文：The policy allowed employees to work from home.
（その方針により、社員は在宅勤務が可能になりました。）
それぞれの使い分け方
「enabled」：一般的に何かを可能にすることを示すときに使います。
「facilitated」：物事をスムーズに進める手助けをしたときに使います。
「allowed」：何かを許可または許容することによって可能にする際に使います。
「enabled」を含む表現・熟語
「enabled」は単独で使われることが多いですが、何かを可能にする際の特定の状況で用いられることがあります。以下にそのような例をいくつか挙げてみましょう。
① technology-enabled
例文：Technology-enabled solutions are transforming industries worldwide.
（技術を活用したソリューションが世界中の産業を変革しています。）
② enabled by
例文：The success of the project was enabled by the team’s hard work and dedication.
（プロジェクトの成功はチームの努力と献身によって可能となりました。）
③ enabled environment
例文：An enabled environment encourages innovation and growth.
（整えられた環境はイノベーションと成長を促します。）
