「farther」の意味は?どのように使う?
英単語「farther」は、距離や時間的に「さらに遠く」という状態を表す単語です。具体的には、「距離がさらに遠い」「時間がさらに先」「程度が進む」といった意味があります。「farther」は、物理的な距離や時間的な進行を示すときに特に使われます。ここでは、「farther」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
- (距離・空間が)さらに遠く
- (時間が)もっと先に
- (程度が)さらに進んで
①「距離がさらに遠い」の場合の使い方
「farther」は、物理的な距離が「さらに遠い」ことを示すときに使います。例えば、目的地までの距離がさらにあることを表現するときに便利です。
例文:The store is farther down the road.(その店は道のさらに先にあります。)
例文:We decided to walk a bit farther to reach the park.(公園に行くために、もう少し歩くことにしました。)
例文:My house is farther from the city center than yours.(私の家は、あなたの家よりも市の中心から遠いです。)
②「時間がもっと先に」の場合の使い方
時間的に「さらに先」という意味でも「farther」が使われます。何かの予定や出来事がもう少し先にあることを伝えるときに適しています。
例文:The meeting has been postponed to a farther date.(会議はさらに先の日に延期されました。)
例文:Can we discuss this farther into the future?(この話題はもっと先の未来に話し合えますか?)
例文:We will know the results farther down the line.(結果はもっと先にならないとわかりません。)
③「程度がさらに進んで」の場合の使い方
「farther」は「程度が進む」ことを表すこともできます。何かの進行がさらに進んだり、物事が深まったりするときに使います。
例文:His research has gone farther than expected.(彼の研究は期待以上に進んでいます。)
例文:We need to go farther into this issue to fully understand it.(この問題を完全に理解するために、さらに深入りする必要があります。)
例文:The project progressed farther under her leadership.(彼女の指導の下でプロジェクトはさらに進展しました。)
実際の使用例
これまでに「farther」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: How much farther is the museum from here?
(ここから博物館まではどれくらい遠いの?)
B: It’s about a 15-minute walk from here.
(ここから歩いて約15分です。)
A: Can we schedule the meeting for a farther date?
(会議をもっと先の日程にできますか?)
B: Yes, I think that would work better for everyone.
(はい、その方がみんなにとって都合が良いですね。)
「farther」と似ている単語・同じように使える単語
further
「further」は「farther」と似ていますが、距離だけでなく、程度・範囲や抽象的な進行を表す際にもよく使われます。
例文:We can discuss this topic further in our next meeting.(次の会議でこの話題をさらに詳しく議論できます。)
それぞれの使い分け方
「farther」:主に物理的な距離や時間がさらに遠いことを示すときに使います。
「further」:物理的な距離だけでなく、程度や進行を含む抽象的な状況の進展を示すときに使います。
