「formal」の意味は?どのように使う?
英単語「formal」は、物事を形式や手続きに沿って行う様子を示す言葉です。具体的には「正式の」「公式の」「儀礼的な」といった意味があります。また、少し堅苦しい印象も含まれており、特定のルールや慣習に従って行動することを指すこともあります。ここでは、「formal」のさまざまな意味とその使い方について、詳しくご紹介します。
- 正式の
- 公式の
- 儀礼的な
- 堅苦しい
①「正式の」「公式の」の場合の使い方
「formal」は「正式の」や「公式の」という意味で使われます。例えば、公式な場でのドレスコードや習慣を指すときに使われます。
例文:She wore a formal dress to the wedding.(彼女は結婚式に正式なドレスを着ました。)
例文:The meeting was conducted in a formal setting.(会議は公式な場で行われました。)
②「儀礼的な」の場合の使い方
「formal」は儀礼的な場面でのふるまいや手続きを指す際にも使われます。特に、礼儀やマナーが重要視される場面で用いられます。
例文:The dinner was a formal affair with several speeches.(そのディナーはスピーチがいくつかある儀礼的な会合でした。)
③「堅苦しい」の場合の使い方
「formal」は、少し堅苦しい印象を与えるときにも用います。決まりごとや形式にとらわれ過ぎて、自由さが欠ける状況を表現することがあります。
例文:His speech was too formal for the casual event.(彼のスピーチはそのカジュアルなイベントには堅苦しすぎました。)
実際の使用例
これまでに「formal」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Are we required to wear formal attire to the dinner?
(そのディナーには正式な服装が必要ですか?)
B: Yes, it’s an official event with important guests.
(はい、重要なゲストがいる公式なイベントです。)
A: I find formal occasions a bit intimidating.
(儀礼的な場面は少し緊張しますね。)
B: Just be yourself and it will be fine.
(自然体でいれば大丈夫ですよ。)
「formal」と似ている単語・同じように使える単語
official
「official」という単語も「公式の」「正式な」という意味があり、「formal」と同様に使われますが、特に権威や職務に関連する場合に用いられます。
例文:He received an official invitation to the ceremony.(彼はその式典への公式の招待を受けました。)
ceremonial
「ceremonial」は「儀式的な」という意味で、「formal」と近い使い方ができます。特に儀式や慣習が重視される場面で使われることが多いです。
例文:The president attended the ceremonial opening of the new building.(大統領は新しい建物の儀式的な開会に出席しました。)
それぞれの使い分け方
「formal」:一般的な公式性や儀礼を示すときに使います。
「official」:特に権威や職務に関連する公式性を示すときに使います。
「ceremonial」:儀式に関連する公式性を示すときに使います。
「formal」を含む表現・熟語
「formal」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① formal education(正式な教育)
例文:Formal education is important for developing foundational skills.(正式な教育は基礎的なスキルを育むために重要です。)
② formal wear(フォーマルウェア)
例文:The invitation specified that formal wear was required.(招待状にはフォーマルウェアが必要だと書かれていました。)
英会話コラム

