image_172_1736126366137

英語「gap」の意味や使い方は?例文を交えて解説

「gap」の意味は?どのように使う?

英単語「gap」は何かと何かの間にある空間や、違いを示す言葉です。具体的には「すき間」「割れ目」「大きな相違」「隔たり」といった意味があります。この単語は、物理的な空間だけでなく、意見や知識の違いなど、抽象的な差異を表現する際にも使われます。ここでは、「gap」のさまざまな意味とその使い方について、詳しく見ていきましょう。

①「すき間」「割れ目」の場合の使い方

「gap」は何かと何かの間に空間があることを示します。たとえば、ドアと床の間にあるすき間や、崖と崖の間の割れ目などです。

例文:There is a gap under the door that lets the cold air in.(ドアの下にすき間があり、冷たい空気が入ってくる。)
例文:The hikers carefully crossed the gap between the two cliffs.(ハイカーたちは慎重に2つの崖の間の割れ目を渡った。)

②「大きな相違」「隔たり」の場合の使い方

「gap」はまた、意見や経験、知識の違いを表すこともできます。この場合、物質的な空間ではなく、抽象的な隔たりを意味します。

例文:There is a significant gap between the rich and the poor.(富裕層と貧困層の間には大きな隔たりがある。)
例文:We need to bridge the gap in communication between departments.(部門間のコミュニケーションの隔たりを埋める必要がある。)


実際の使用例

これまでに「gap」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。

A: There’s a gap in our fence that we need to fix.
(私たちのフェンスには修理しなければならないすき間があるね。)

B: Yes, we should get it done before the next storm arrives.
(そうだね、次の嵐が来る前に直さなきゃね。)

A: I noticed a gap in our knowledge about this subject.
(このテーマについての知識に隔たりがあるのに気がついたよ。)

B: Let’s schedule a meeting to discuss it further.
(それについてさらに議論するためにミーティングを予定しよう。)


「gap」と似ている単語・同じように使える単語

difference

「difference」も「違い」や「相違」を表す単語で、「gap」と似た使い方ができます。ただし、より日常的で広範な違いに使われます。

例文:There’s a big difference between theory and practice.(理論と実践の間には大きな違いがある。)

interval

「interval」は「間隔」や「中断」を意味し、特に時間的なすき間を表現する際によく使われます。

例文:There will be a short interval between the two performances.(2つの公演の間に短い休憩があります。)

それぞれの使い分け方

「gap」:物質的または抽象的なすき間や差異を示すときに使います。
「difference」:一般的な違いを示すときに用います。
「interval」:特に時間の間隔を示す場合に使います。

「gap」を含む表現・熟語

「gap」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。

① bridge the gap(隔たりを埋める)
例文:Efforts are being made to bridge the gap between communities.(コミュニティ間の隔たりを埋める努力がなされている。)

② generation gap(世代間のギャップ)
例文:There is often a generation gap between parents and children.(親と子の間にはしばしば世代間のギャップがある。)

③ gap year(ギャップイヤー:進学や就職前の休暇年)
例文:She took a gap year to travel and gain experience before college.(彼女は大学入学前に旅行をして経験を積むためにギャップイヤーを取った。)

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



englishcompany



WebRTCで無料英会話