「saw」の意味は?どのように使う?
英単語「saw」は、基本的には「see」の過去形として使われ、「何かを見た」という過去の状態を表現します。この単語を使うときは、すでに視覚的に何かを捉えた経験を伝えることが多いです。それ以外にも名詞として「ノコギリ」という意味を持ち、木を切るための道具を指します。ここでは、「saw」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
①「見た」の場合の使い方
「saw」は「see」の過去形で、「見た」という意味です。何かを自分の目で確認した、経験したことを話すときに使います。
例文:I saw a beautiful sunset yesterday.(昨日、美しい夕日を見ました。)
例文:She saw her friend at the park.(彼女は公園で友達を見かけました。)
例文:They saw a movie together last weekend.(先週末、彼らは一緒に映画を観ました。)
②「ノコギリ」の場合の使い方
「saw」は名詞として使うと「ノコギリ」という意味になります。木材を切ったり、DIYプロジェクトで活躍する道具です。
例文:He used a saw to cut the wooden board.(彼はノコギリを使って木の板を切りました。)
例文:The carpenter’s saw was very sharp.(大工さんのノコギリはとても鋭かった。)
例文:We need a saw to complete this project.(このプロジェクトを完成させるにはノコギリが必要です。)
実際の使用例
これまでに「saw」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Did you see the eclipse last night?
(昨夜の月食を見ましたか?)
B: Yes, I saw it from my backyard. It was amazing!
(はい、自分の庭から見ました。素晴らしかったです!)
A: I need a saw to finish building the shelf.
(棚を作り終えるためにノコギリが必要です。)
B: I have one in my garage you can borrow.
(私のガレージにあるから、借りてもいいですよ。)
「saw」と似ている単語・同じように使える単語
noticed
「noticed」は「気づいた」という意味で、「saw」と似ていますが、視覚だけでなく五感や直感で何かに気づく場合にも使います。
例文:She noticed a change in his behavior.(彼の行動の変化に気づいた。)
watched
「watched」は「見ていた」「観察した」という意味で、自分の意思で長時間じっくり見る場合に使います。「saw」と比べて、行為により積極的なニュアンスがあります。
例文:We watched the stars for hours.(私たちは何時間も星を見ていた。)
それぞれの使い分け方
「saw」:過去に視覚的に何かを捉えたときに使います。
「noticed」:視覚だけでなく、何かに気づいたときに使います。
「watched」:自分の意思でじっくり観察したときに使います。
「saw」を含む表現・熟語
「saw」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① saw off(切り落とす)
例文:He sawed off a piece of the tree branch.(彼は木の枝の一部を切り落とした。)
② saw through(見抜く、見通す)
例文:She saw through his lies immediately.(彼の嘘をすぐに見抜いた。)
③ saw to it(取り計らう、手配する)
例文:He saw to it that everything was ready for the meeting.(会議の準備が整っていることを彼は確認した。)
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