「deal」の意味は?どのように使う?
英単語「deal」にはたくさんの意味があります。名詞としては「取引」「量」「対処」などを指し、動詞としては「扱う」「配る」「取引する」といった意味を持っています。ここでは、「deal」のさまざまな意味とその使い方について、いくつかの例を挙げながら見ていきましょう。
①「取引」の場合の使い方
「deal」は名詞として「取引」という意味を持ちます。ビジネスの場面や、何かの交渉ごとで使われることが多いです。
例文:They made a deal to supply goods for one year.(彼らは1年間商品を供給する契約を結びました。)
例文:The two companies reached a deal after long negotiations.(長い交渉の末、2社は取引に合意しました。)
②「量」の場合の使い方
「deal」は「量」という意味でも使われます。この場合、大量やある程度の分量を指しています。
例文:A great deal of work needs to be done.(多くの作業が必要です。)
例文:There was a good deal of confusion at the event.(イベントではかなりの混乱がありました。)
③「扱う」の場合の使い方
動詞として「deal」は「扱う」という意味になり、何か問題や状況に対処することを指します。
例文:She knows how to deal with difficult customers.(彼女は難しいお客様への対処法を知っています。)
例文:We need to deal with this issue immediately.(この問題にすぐに対処する必要があります。)
実際の使用例
ここまでに「deal」のいろいろな意味と使い方を見てきました。それでは、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Did you hear about the new deal our company made?
(私たちの会社が結んだ新しい取引について聞いた?)
B: Yes, I think it’s a big opportunity for us.
(はい、それは私たちにとって大きなチャンスだと思います。)
A: I’ve been dealing with a lot of stress at work lately.
(最近、職場で多くのストレスに対処しています。)
B: Make sure to take breaks and relax when you can.
(できるときに休憩を取ってリラックスしてくださいね。)
「deal」と似ている単語・同じように使える単語
bargain
「bargain」は「お買い得品」や「交渉」という意味で、「deal」と似たような使い方ができます。特に価格や条件を交渉する際に使うことが多いです。
例文:She found a great bargain at the store.(彼女はその店で素晴らしいお買い得品を見つけた。)
transaction
「transaction」は「取引」や「業務処理」という意味で、「deal」に近い使い方ができます。ビジネスや金融の場面でよく用いられます。
例文:The bank charges a fee for each transaction.(銀行は取引ごとに手数料を請求します。)
それぞれの使い分け方
「deal」:一般的な取引や量を指します。
「bargain」:特に価格交渉やお買い得品に関連して使います。
「transaction」:ビジネスや金融関連の取引について使います。
「deal」を含む表現・熟語
「deal」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① deal with it(それに対処する)
例文:No matter what happens, we have to deal with it.(何が起こっても、それに対処しなければならない。)
② a big deal(大したこと)
例文:Winning this award is a big deal for her.(この賞を取ることは彼女にとって大したことだ。)
③ deal out(配る)
例文:The dealer dealt out the cards to each player.(ディーラーは各プレイヤーにカードを配った。)