「that’s it」の意味は?どのように使う?
英単語「that’s it」は、物事が終わったり、何かの結論に達したことを示すときに使う便利な表現です。「問題はそこだ」や「それでおしまい」、「それだけだ」といった意味を持ち、会話の中でよく登場します。ここでは、「that’s it」の意味とその使い方について解説していきます。
①「それでおしまい」「それだけだ」の場合の使い方
「that’s it」は何かをやり終えたときや完了したときに「それでおしまい」「それだけだ」と言いたいときに使います。例えば、作業やタスクが完了したときに使うと、「これ以上何もないよ」というニュアンスがあります。
例文:That’s it for today. Let’s go home.(今日はこれでおしまい。帰りましょう。)
例文:You just need to add salt, and that’s it.(塩を加えるだけ、それでおしまいです。)
例文:That’s it, we are done with the project.(それでおしまいです。このプロジェクトは終わりました。)
②「問題はそこだ」の場合の使い方
相手の話を受けて、「そう、それが問題だ」という意味でも「that’s it」が使われます。この表現は、何かの中核や重要なポイントを指摘するときに便利です。
例文:A: I can’t find the keys. B: That’s it, you always misplace them.(A: 鍵が見つからない。B: そこだよ、君はいつもどこかに置き忘れるんだ。)
例文:That’s it! We need to change our strategy.(その通りだ!戦略を変える必要がある。)
例文:You’ve found the mistake. That’s it!(間違いを見つけたね。それが問題だ!)
実際の使用例
日常会話の中でどのように「that’s it」が使われるか、いくつかのシーンを見てみましょう。
A: Did you finish the report?
(レポートは終わったの?)
B: Yes, that’s it. I just sent it to the boss.
(うん、これでおしまい。今ボスに送ったところだよ。)
A: I think we need to focus on marketing more.
(もっとマーケティングに力を入れる必要があると思う。)
B: That’s it, exactly what I was thinking!
(それだよ、まさに私が考えていたことだ!)
「that’s it」と似ている単語・同じように使える単語
that’s all
「that’s all」も「これで全部」「それだけ」といった意味で、「that’s it」と似たように使われます。簡潔さを強調したいときに便利です。
例文:I’ve told you everything I know. That’s all.(知っていることは全部話した。それだけだ。)
done
「done」は「完了した」「終わった」という意味で、特にタスクや仕事が完了した際に使われます。「that’s it」と同様に、何かの完了を示すときに便利な単語です。
例文:I am done with my homework.(宿題は終わったよ。)
それぞれの使い分け方
「that’s it」:物事の終わりや核心を指し示すときに使います。
「that’s all」:簡潔さやシンプルさを強調したいときに使います。
「done」:タスクや仕事が完了したことを示すときに使います。
「that’s it」を含む表現・熟語
「that’s it」はいくつかの熟語や表現の形で使われることもあります。以下にその例をいくつか紹介します。
① that’s it for now(今のところはこれでおしまい)
例文:That’s it for now, we’ll continue the meeting tomorrow.(今のところはこれでおしまい、会議は明日続けます。)
② that’s it, then(では、これでおしまい)
例文:If there are no more questions, that’s it, then.(もう質問がないなら、では、これでおしまいです。)
③ and that’s it(それがすべて)
例文:Just mix the ingredients and that’s it.(材料を混ぜるだけ、それがすべてです。)
