「actually」の意味は?どのように使う?
英単語「actually」には「実際に」「本当に」「意外にも」といった意味があります。この単語は会話や文章の中で、事実を強調したり、驚きを表現したりするときによく使われます。ここでは、さまざまな「actually」の意味とその使い方について詳しく見ていきましょう。
①「実際に」の場合の使い方
「actually」は「実際に」という意味で、事実を述べるときによく使われます。例えば、予想と異なる事実を説明するときに便利です。
例文:I thought the meeting was at 3 PM, but it actually starts at 2 PM.
(会議は午後3時だと思っていたけれど、実際には午後2時に始まるんだ。)
例文:He seems quiet, but he is actually very talkative.
(彼は静かに見えるけれど、実際にはとてもおしゃべりだ。)
例文:The cake looks simple, but it’s actually quite difficult to make.
(ケーキは簡単に見えるけれど、実は作るのがかなり難しい。)
②「本当に」の場合の使い方
「actually」を「本当に」の意味で使うと、強調したい事実や意見を述べるときに役立ちます。他の人が信じがたいと感じることを確認するときにも使います。
例文:I actually won the lottery last year.
(私は去年、本当に宝くじに当たったんだ。)
例文:She actually finished the marathon.
(彼女は本当にマラソンを完走したんだ。)
例文:He’s actually a great singer.
(彼は本当に素晴らしい歌手なんだ。)
③「意外にも」の場合の使い方
「actually」は「意外にも」というニュアンスを持ち、驚きや期待を超えた事実を表現するときに使います。
例文:The movie was actually better than I expected.
(その映画は意外にも予想以上に良かったんだ。)
例文:She actually enjoyed the concert, despite not liking the band.
(彼女はそのバンドを好きではないにもかかわらず、意外にもコンサートを楽しんだ。)
例文:He actually agreed with my idea.
(彼は意外にも私の考えに賛同してくれた。)
「actually」と似ている単語・同じように使える単語
in fact
「in fact」は「実際には」という意味で、「actually」とよく似ていますが、事実をさらに詳しく説明するときに使われます。
例文:In fact, the problem was more complicated than we thought.
(実際に、その問題は私たちが思っていたよりも複雑だった。)
really
「really」は「本当に」「非常に」といった意味を持ちます。「actually」と同様に強調のために使われることが多いです。
例文:I really enjoyed the party.
(私は本当にそのパーティーを楽しんだ。)
それぞれの使い分け方
「actually」:事実や意外性を強調したいときに使います。
「in fact」:事実を述べて、さらに詳しい説明を加えるときに使います。
「really」:非常に何かを強調したいときに使います。
「actually」を含む表現・熟語
「actually」は単独で使われることが多いですが、いくつかの表現や熟語の中でも使われます。以下にその例を挙げます。
① actually speaking(実際のところ)
例文:Actually speaking, I don’t think that’s a good idea.
(実際のところ、それは良いアイデアではないと思う。)
② not actually(実際には〜ではない)
例文:Not actually the best solution, but it’s worth trying.
(実際には最善の解決策ではないが、試してみる価値はある。)
③ actually, I was surprised(実際、驚いた)
例文:Actually, I was surprised at how well it went.
(実際、驚くほどうまくいった。)