英語学習には「テーマが深い英語の絵本」がオススメ

英語学習を基本から始めるに当たってオススメしたい方法に「英語の絵本を読む」というやり方があります。少々レベルの高い、大人にも読み応えのあるタイプの絵本を特にオススメします。

絵本は、もともと子供向けに書かれたものですから、平易で読みやすい英語が使われています。挿絵も物語の理解を助けてくれます。文は短く、声に出して楽しく読めるように工夫されています。さらに、学校の英語の授業には登場しないような日常的フレーズにも多く出会えます。

絵本の中には、大人も考えさせられるような深遠な内容の絵本も沢山あります。内容が深いだけに他の絵本と比べると英語のレベルは少しだけ高めですが、それでも十分に平易な文章です。絵本の内容をじっくり吟味しながら英語に親しんでみてはいかがでしょうか。

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大人でも読みごたえのある絵本を探すなら、まずは古典作品として長く読み継がれている作品を探ってみるとよいでしょう。忘れ去られることのない作品には、相応の含蓄があるものです。

古典と呼ばれる作品の多くは、著作権が消滅してパブリックドメインとなっており、インターネットを通じて無料での閲覧・入手が期待できます。

Mother Goose(マザー・グース)

Mother Goose は単一の作品ではなく、英語圏で古くから伝承されてきた童謡をまとめ上げた「童謡集」の呼び名です。

もともと童謡として親しまれてきたお話ということもあり、声に出して読み上げたくなるフレーズが満載です。

マザーグースは、アメリカやイギリスで生まれ育った人なら誰もが知っているといえるほど広く親しまれているお話です。現代の作品にもマザーグースに題を取ったストーリーやシーンが数多く見つかります。「あの作品のアノ話はコレが元ネタだったのか!」という発見には事欠きません。

Mother Goose in Prose by L. Frank Baum – Project Gutenberg

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The Baby’s Own Aesop(イソップ寓話)

イソップの名のもとに収集された寓話詩集です。「イソップ童話」と呼ばれることもあります。

原著は英語ではなく、少なくともラテン語まで遡ります。個々の話は短く簡素で、さらりと読めます。その中に普遍的な人生訓が凝縮されています。

「北風と太陽」や「金の斧と銀の斧」のように日本でも広く知られた話も多く、元ネタに出会う感動がここでも味わえます。

The Baby’s Own Aesop by Aesop and Walter Crane – Project Gutenberg


The Story of Little Black Sambo(ちびくろサンボ)

スコットランドの絵本作家ヘレン・バナマン(Helen Bannerman)による絵本。

この本は、もともと商用ではなく私家版として作られ、さらに市場に流通する過程でさまざま出版社が挿絵にアレンジを加えた、という特殊な経緯があります。このため数多くのバリエーションが登場し、中には差別的な表現が誇張され過ぎたものもあります。

Little Black Sambo – archive.org

発行年によって挿絵が異なるので、バリエーションを調べてみるのもよい楽しみ方でしょう。

The Little Prince(星の王子さま)

フランスの小説家、サン・テグジュペリの代表作。原著はフランス語です。

叙情的で、暗示や示唆に富んだ、思索的・哲学的ともいえる物語は、繰り返し呼んで意味を探るにはもってこいのお話です。

参照:The Little Prince – 玩具開発者アービン・グペラのウェブサイト

 




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