ここがポイント
- will を使った表現が適切な文脈
今ここで決めたことを表明する場合
相手に働きかける場合
未来の推測 - be going to を使った表現が適切な文脈
決定済みの予定に言及する場合
確実と思われる予測を述べる場合
英語の未来形は、「未来のこと」「今後のこと」について述べる際に用いられる文法的要素です。大ざっぱに言えば「will や be going to を伴いつつ動詞自体は原形をとる表現」のように捉えられます。
英語の「時制」表現は、多くの場合「現在形・過去形・未来形」という区分で把握されますが、現在形と過去形に対して「未来形」を並置する考え方は、実のところかなり便宜的な枠組みといえます。英語の未来の表現は、現在形や過去形とはだいぶ勝手が違います。
ひとまず「未来形」は「未来表現」と呼んで、現在形や過去形とは一線を画しましょう。その上で、違いを持たせる理由を探っていきましょう。