英語では「紫色」は赤系・青系に分けられ、赤寄りの紫なら purple (パープル)、青寄りの紫なら violet (バイオレット)といいます。violet は「すみれ色」。スミレの花色になぞらえた表現です。スミレの他にも、よく知られた植物や鉱物の名前を使った表現があります。
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「肌色(はだいろ)」や「肌の色」は英語でどう言う?
ここがポイント
- 「お肌の色」を意味する英語は skin color が基本。
- 色名としての「はだいろ」は、peach や pale orange (うすオレンジ色)。
- 「肌の色」は人種差別の問題と結びつきやすいセンシティブな話題であるため、誤解を生まないよう十分な注意が必要。肌の色について black や yellow は禁句。
日本語でいう「肌色」は、二重三重の意味で、英語で言い表しにくい言葉といえます。「訳語を探す」発想は捨てて、根本的に捉え直す方向で考えた方が得策です。
特定の色合いを指す言い方としてではなく「肌の色」と述べる場合は、 skin color と表現すれば意味は通ります。ただし、肌の色は人種・民族の差異に直結する非常に繊細な話題です。基本的には言及を避けた方がよいでしょう。
英語の「色」のイメージと、色名を使った慣用句【9色】
青・赤・黄といった色にある種の心情や性質を象徴させる表現は、英語でも日本語でも同様に見られます。ただし、どの色がどのような意味合いを示すかは必ずしも一致しません。
英語の色に対するイメージは、日本語と一致するものもあれば、日本語とは大きく異なるものもあります。色に込められた意味合いを理解することで英語世界の見え方もきっと違ってくるでしょう。
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