「another」の意味は?どのように使う?
英単語「another」には「もう一つの」「別の」といった意味があります。数が増えるときや、異なる選択肢を示すときに使われます。ここでは、「another」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
①「もう一つの」の場合の使い方
「another」には「もう一つの」という意味があります。例えば、同じ種類のものをさらに追加したいときに使います。
例文:Can I have another cookie, please?(クッキーをもう一つもらえますか?)
例文:She bought another book to read.(彼女は読むためにもう一冊本を買った。)
例文:He ordered another coffee.(彼はもう一杯コーヒーを注文した。)
②「別の」の場合の使い方
「another」は「別の」という意味でも使われます。異なる選択肢や種類を示したいときに便利です。
例文:Let’s try another restaurant tonight.(今夜は別のレストランを試してみよう。)
例文:She moved to another city for work.(彼女は仕事のために別の都市に移った。)
例文:Do you have another idea?(他に考えはありますか?)
実際の使用例
これまでに「another」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Would you like another slice of cake?
(ケーキをもう一切れいかがですか?)
B: Yes, please! It’s delicious.
(はい、お願いします!とても美味しいですね。)
A: I think we need to find another way to solve this problem.
(この問題を解決するための別の方法を見つける必要があると思います。)
B: I agree, let’s brainstorm some ideas.
(同意です。いくつかのアイデアを出し合いましょう。)
「another」と似ている単語・同じように使える単語
additional
「additional」という単語も「追加の」という意味があり、「another」と同様に使うことができます。しかし、数や量に対して追加するときに特に適しています。
例文:We need additional time to complete the project.(プロジェクトを完了するには追加の時間が必要です。)
different
「different」は「異なる」という意味で、「another」に近い使い方ができますが、特に異なる種類や性質を強調する際に使われます。
例文:She wore a different dress every day.(彼女は毎日異なるドレスを着ていた。)
それぞれの使い分け方
「another」:同じ種類のものを追加したり、異なる選択肢を示すときに使います。
「additional」:数や量を追加するときに使います。
「different」:異なる種類や性質を強調するときに使います。
「another」を含む表現・熟語
「another」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① one after another(次々に)
例文:The students entered the classroom one after another.(生徒たちは次々に教室に入った。)
② another day(いつかまた)
例文:We’ll finish the project another day.(プロジェクトはいつかまた終わらせます。)
③ another thing(別のこと)
例文:I need to discuss another thing with you.(あなたと別のことについて話し合う必要があります。)