「大雑把」は英語で何と言えばよい?
「大雑把」という言葉、皆さんはどのように使っていますか?この言葉を英語で表現する際、どのように言えばよいのでしょうか?
「大雑把」の英語訳①rough
「大雑把」を英語で表現する際に一般的に使われるのが「rough」です。この言葉は、細部にこだわらずに全体的な概要を捉えるというニュアンスがあります。例えば、計画や見積もりをざっくりと説明する際に使われます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The rough estimate of the cost is $500.(費用の大雑把な見積もりは500ドルです。)
②He gave a rough idea of the project.(彼はプロジェクトの大雑把なアイデアを出しました。)
③She made a rough sketch of the design.(彼女はデザインの大雑把なスケッチを描きました。)
「大雑把」の英語訳②approximate
「approximate」も「大雑把」として使うことができます。この単語は、正確ではないが大体の範囲を示すという意味合いがあります。特に数値や時間に関する話題で使われることが多いです。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The approximate time of arrival is 3 PM.(到着の大雑把な時間は午後3時です。)
②The approximate cost is around $1000.(大雑把な費用は1000ドルくらいです。)
③We need an approximate number of attendees.(参加者の大雑把な数が必要です。)
「大雑把」の英語訳③broad
「broad」もまた「大雑把」として使われることがあります。この単語は、広範囲にわたるというニュアンスを持ち、詳細ではなく全体的な視点で物事を捉える際に用いられます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①He gave a broad overview of the topic.(彼はそのトピックの大雑把な概要を説明しました。)
②The plan is still broad and needs more details.(計画はまだ大雑把で、詳細が必要です。)
③She has a broad understanding of the subject.(彼女はその科目について大雑把な理解を持っています。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
rough:全体的な概要を捉える際に使われ、細部にこだわらないニュアンスがあります。
approximate:数値や時間に関する大体の範囲を示す際に使われ、正確ではないが大体の見当をつける意味合いがあります。
broad:広範囲にわたる視点で物事を捉える際に用いられ、詳細ではなく全体的な視点を示します。
「大雑把」を使う際によく用いられる表現
表現① give a rough estimate
give a rough estimateは大雑把な見積もりを出すという意味の表現です。
例文:Can you give a rough estimate of the cost?(費用の大雑把な見積もりを出せますか?)
表現② make a broad statement
make a broad statementは大雑把な発言をするという意味の表現です。
例文:He tends to make broad statements without considering the details.(彼は詳細を考慮せずに大雑把な発言をする傾向があります。)
「大雑把」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
estimate | 見積もり |
overview | 概要 |
idea | アイデア |
sketch | スケッチ |
statement | 発言 |
まとめ
「大雑把」を英語で表現する際には、文脈に応じて「rough」「approximate」「broad」などの単語を使い分けることが重要です。それぞれの単語が持つニュアンスや使用される場面を理解し、適切に使いこなすことで、より正確なコミュニケーションが可能になります。ぜひ、これらの表現を日常会話やビジネスシーンで活用してみてください!