「mad」の意味は?どのように使う?
英単語「mad」には「怒った」「狂った」「夢中になった」といった意味があります。これらの意味を理解すると、会話の幅がグッと広がりますね!ここでは、「mad」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
- 怒った
- 狂った
- 夢中になった
①「怒った」の場合の使い方
「mad」は「怒った」という意味でよく使われます。感情が高ぶっているときや、何かに対して不満を持っているときに使います。
例文:He was mad when he found out the truth.(彼は真実を知って怒った。)
例文:Don’t get mad over small things.(小さなことで怒らないで。)
例文:She got mad at her brother for breaking her toy.(彼女はお兄さんが彼女のおもちゃを壊したことで怒った。)
②「狂った」の場合の使い方
「mad」は「狂った」という意味も持ちます。この場合、通常では考えられない行動をすることを指します。
例文:The plan sounded mad, but it worked!(その計画は狂っているように聞こえたが、うまくいった!)
例文:Isn’t it mad to climb a mountain without any gear?(装備なしで山を登るのは狂っているんじゃない?)
例文:He had a mad idea to paint the entire house in one day.(彼は家全体を一日で塗ろうという狂った考えを持っていた。)
③「夢中になった」の場合の使い方
さらに「mad」は「夢中になった」という意味でも使われます。何かに強く興味を持ち、そのことに没頭している状態を表します。
例文:She’s mad about soccer and plays every weekend.(彼女はサッカーに夢中で、毎週末プレーしている。)
例文:They’re mad about the new video game.(彼らは新しいビデオゲームに夢中だ。)
実際の使用例
これまでに「mad」のいくつかの意味と使い方を見てきたので、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Why is he so mad today?
(今日は彼、どうしてあんなに怒ってるの?)
B: He lost his phone, and it had all his important data.
(彼、携帯をなくして、それに全部の大事なデータが入っていたんだ。)
A: I’m mad about this new book I found.
(この新しい本に夢中なの。)
B: Really? What’s it about?
(本当?どんな内容なの?)
「mad」と似ている単語・同じように使える単語
angry
「angry」も「怒った」という意味があり、「mad」と似た使い方ができます。しかし、「mad」は口語的でカジュアルな場面でよく使われます。
例文:He looked angry when he saw the mess.(彼はその散らかった様子を見て怒っているようだった。)
crazy
「crazy」は「狂った」「夢中になった」という意味を持ち、「mad」と同様に使うことができます。特に非現実的な行動や、強い興味を持っていることを示す際に使います。
例文:That’s a crazy idea, but it might work.(それは狂ったアイデアだけど、うまくいくかもね。)
それぞれの使い分け方
「mad」:口語的な「怒った」「狂った」「夢中になった」ときに使います。
「angry」:ややフォーマルな「怒った」ときに使います。
「crazy」:奇想天外なことや、強い興味を持っていることを指すときに使います。
「mad」を含む表現・熟語
「mad」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① mad as a hatter(非常に狂っている)
例文:She’s as mad as a hatter, but we love her creativity.(彼女は本当に狂っているけれど、私たちは彼女の創造力が大好きだ。)
② go mad(気が狂う)
例文:He thought he would go mad with all the stress at work.(彼は仕事のストレスで気が狂いそうだと思った。)
③ mad about(〜に夢中)
例文:They’re mad about the new movie.(彼らは新しい映画に夢中だ。)