「instinct」の意味は?どのように使う?
英単語「instinct」は、物事に対する自然な反応や感じ方を表現する単語です。具体的には「本能」「直観」「直感」「勘」といった意味があります。例えば、動物が生まれつき持っている行動パターンや、人が何かをすぐに察知する能力などを指します。ここでは、「instinct」のさまざまな意味とその使い方についてわかりやすく解説していきます。
①「本能」の場合の使い方
「instinct」は動物や人間が生まれつき持っている能力や行動パターンである「本能」を指します。例えば、動物が危険を感じたときに逃げる行動などが該当します。
例文:Birds build nests by instinct.(鳥は本能で巣を作ります。)
例文:A baby’s instinct to suck is present from birth.(赤ちゃんは生まれつき吸う本能を持っています。)
例文:Cats hunt small animals by instinct.(猫は本能で小動物を狩ります。)
②「直観」「直感」の場合の使い方
「instinct」は、何かをすぐに理解したり感じ取ったりする能力、つまり「直観」や「直感」も意味します。物事を感覚的に察する能力とも言えます。
例文:She has an instinct for understanding people’s feelings.(彼女は人の気持ちを理解する直感があります。)
例文:He followed his instinct and made a good decision.(彼は直感に従って良い決断をしました。)
例文:Trust your instinct when making important choices.(重要な選択をするときは自分の直感を信じなさい。)
実際の使用例
これまでに「instinct」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: How do you always know what to do?
(どうしていつも何をすべきかわかるの?)
B: I just trust my instincts and follow them.
(ただ自分の直感を信じてそれに従っているんだよ。)
A: It’s amazing how birds know where to migrate.
(鳥がどこに移動するべきか知っているなんてすごいね。)
B: Yes, it’s all instinctive behavior.
(そうだね、それはすべて本能的な行動なんだよ。)
「instinct」と似ている単語・同じように使える単語
intuition
「intuition」は「直感」や「直観」という意味で、「instinct」と非常に近い使い方ができますが、より内面的な洞察力を強調する際に用いられます。
例文:Her intuition told her something was wrong.(彼女の直感は何かがおかしいと告げました。)
gut feeling
「gut feeling」は「直感」や「第六感」といった意味で、「instinct」と似た使い方ができますが、よりカジュアルな表現として使われることが多いです。
例文:I had a gut feeling that I should turn back.(戻るべきだという直感がありました。)
それぞれの使い分け方
「instinct」:生まれつきの能力や自然な反応を示すときに使います。
「intuition」:内面的な洞察力や直観を強調したいときに使います。
「gut feeling」:カジュアルに直感を表現するときに使います。