「subtle」の意味は?どのように使う?
英単語「subtle」は、何か特別な特徴やニュアンスを持ちながらも、それが明確に説明しにくい状態を表す言葉です。具体的には、「微妙な」「とらえがたい」「巧妙な」といった意味があります。何かを言葉で説明する際に、その特性がはっきりしない時に使われることが多いですね。それでは、「subtle」のさまざまな意味と使い方について詳しく見ていきましょう。
①「微妙な」「とらえがたい」の場合の使い方
「subtle」には「微妙な」や「とらえがたい」という意味があります。これは、何かが非常に細かく、明確に言葉で説明するのが難しいときに使われます。例えば、香りや味の違いを感じるときに使うことが多いです。
例文:There was a subtle difference in the flavors of the two dishes.(2つの料理の味には微妙な違いがあった。)
例文:The painting’s colors are subtle yet striking.(その絵の色合いは微妙でありながらも印象的だった。)
例文:She noticed a subtle change in his behavior.(彼の行動に微妙な変化があることに彼女は気づいた。)
②「巧妙な」の場合の使い方
「subtle」を使うことで「巧妙な」と表現することもできます。物事が巧みに計画されているか、非常に洗練されている様子を示す時に用います。
例文:The plan was subtle but effective.(その計画は巧妙だが効果的だった。)
例文:He made a subtle but important point during the meeting.(彼は会議中に巧妙だが重要な指摘をした。)
例文:Her subtle wit often goes unnoticed.(彼女の巧妙な機知はしばしば気づかれない。)
実際の使用例
これまでに「subtle」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Did you notice the subtle hint she gave?
(彼女が出した微妙なヒントに気づいた?)
B: Not really, I must have missed it.
(いや、気づかなかったな。)
A: The subtle colors in the sunset were beautiful.
(夕焼けの微妙な色合いが美しかったね。)
B: Yes, it was a perfect end to the day.
(うん、まさに一日の終わりにふさわしかったね。)
「subtle」と似ている単語・同じように使える単語
nuanced
「nuanced」という単語も「subtle」に近い意味を持ち、「微妙な」「細かいニュアンスがある」という意味で使われます。特に、ある事柄を違った角度から捉える際に用いられます。
例文:His argument was nuanced and well thought out.(彼の議論は微妙で、よく考えられていた。)
delicate
「delicate」は「繊細な」「丁寧な」という意味で、「subtle」に似た使い方ができます。特に、壊れやすいものや、慎重に扱うべき状況に用いることが多いです。
例文:The issue requires a delicate approach.(その問題は繊細なアプローチを必要とする。)
それぞれの使い分け方
「subtle」:何かが微妙で捉えにくいときに使います。
「nuanced」:異なる角度や観点から捉える際に使います。
「delicate」:繊細さや慎重さが必要な状況に使います。
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