「proper」の意味は?どのように使う?
英単語「proper」は、状況や目的に合った適切さや礼儀正しさを示す単語です。具体的には「適切な」「ふさわしい」「ちゃんとした」「礼儀正しい」といった意味があります。ここでは、「proper」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきます。
- 適切な
- ふさわしい
- ちゃんとした
- 礼儀正しい
①「適切な」「ふさわしい」の場合の使い方
「proper」には「適切な」や「ふさわしい」という意味があります。これは、状況や目的にぴったり合っているときに使うことができます。例えば、服装がイベントに合っているときや、言葉遣いが場面にふさわしいときに用います。
例文:It’s proper to wear a suit to the interview.(面接にスーツを着るのは適切です。)
例文:She found a proper solution to the problem.(彼女は問題に対する適切な解決策を見つけました。)
例文:A proper response is required in this situation.(この状況では適切な対応が求められます。)
②「ちゃんとした」「礼儀正しい」の場合の使い方
「proper」は「ちゃんとした」や「礼儀正しい」ことを表すときにも使われます。これは、行動や態度が社会のルールや期待に合っているという意味を持ちます。
例文:He always behaves in a proper manner.(彼はいつも礼儀正しく振る舞います。)
例文:Please ensure you have a proper meal.(ちゃんとした食事をとるようにしてください。)
例文:She spoke in a proper tone during the meeting.(彼女は会議の間、礼儀正しい口調で話しました。)
実際の使用例
ここまでに「proper」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Is it proper to give a gift to the host?
(ホストにプレゼントを渡すのは適切ですか?)
B: Yes, it shows your appreciation for their hospitality.
(はい、それはおもてなしに対する感謝を示します。)
A: He was very proper during the ceremony.
(彼は式典の間、とてもちゃんとしていました。)
B: Yes, he always knows how to behave in formal settings.
(そうですね、彼はいつも正式な場での振る舞いを心得ています。)
「proper」と似ている単語・同じように使える単語
appropriate
「appropriate」という単語も「適切な」「ふさわしい」という意味があり、「proper」と似たように使うことができます。特に、状況や目的に合っていることを強調するときに用いられます。
例文:Her attire was appropriate for the occasion.(彼女の服装はその場にふさわしかった。)
decent
「decent」は「きちんとした」「まともな」という意味で、「proper」に近い使い方ができます。特に社会的に受け入れられる、あるいは条件を満たしていることを示すときに使われます。
例文:He has a decent job.(彼はまともな仕事を持っています。)
それぞれの使い分け方
「proper」:一般的な適切さや礼儀正しさを示すときに使います。
「appropriate」:特定の状況や目的に合った適切さを強調するときに使います。
「decent」:社会的に受け入れられる、または条件を満たしていることを示すときに使います。
「proper」を含む表現・熟語
「proper」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① proper noun(固有名詞)
例文:Names of people and places are proper nouns.(人名や地名は固有名詞です。)
② in due form(正式に)
例文:The letter was written in due form.(その手紙は正式に書かれていました。)
③ proper time(適切な時)
例文:We’ll discuss it at the proper time.(適切な時にそれについて話し合いましょう。)
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