「just」の意味は?どのように使う?
英単語「just」は物事が正しく、適切である様子を表す単語です。具体的には「正しい」「公正な」「適切な」といった意味があります。また、日常会話では「ちょうど」「たった今」「ただの」といった意味でもよく使われます。ここでは、「just」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
– 正しい
– 公正な
– 適切な
– ちょうど
– たった今
– ただの
①「正しい」「公正な」の場合の使い方
「just」には「正しい」「公正な」という意味があります。例えば、何かがルールや基準に従っているときや、公平な判断を下すときに使います。
例文:The judge made a just decision.(裁判官は公正な判断を下した。)
例文:It’s just to reward him for his hard work.(彼の努力に報いるのは正当です。)
②「ちょうど」「たった今」の場合の使い方
「just」は時間や状況を表す時に「ちょうど」や「たった今」という意味でも使われます。何かがまさにその瞬間に起こったことを表現する際に用います。
例文:I just finished my homework.(私はちょうど宿題を終えたところです。)
例文:She arrived just in time for the meeting.(彼女は会議にちょうど間に合った。)
③「ただの」の場合の使い方
時には「just」は「ただの」という意味でも使用されます。これは、あるものや人物を特別ではないと説明するときに使います。
例文:It’s just a simple mistake.(それはただの簡単な間違いです。)
例文:He’s not a superhero, just a regular guy.(彼はスーパーヒーローではなく、ただの普通の人です。)
実際の使用例
これまでに「just」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Did you finish your project?
(プロジェクトは終わったの?)
B: Yes, I just submitted it online.
(うん、たった今オンラインで提出したよ。)
A: Is it fair to give him extra time?
(彼に追加の時間を与えるのは公平かな?)
B: I think it’s just, considering his circumstances.
(彼の状況を考えると、それが正しいと思うよ。)
「just」と似ている単語・同じように使える単語
fair
「fair」も「公正な」という意味を持ち、「just」とよく似ていますが、特に平等さを強調する際によく用いられます。
例文:It was a fair game, and everyone enjoyed it.(それは公正な試合で、みんな楽しんだ。)
right
「right」は「正しい」「適切な」という意味で、道徳や倫理に関して「just」と近い使い方ができます。
例文:He did the right thing by telling the truth.(彼は真実を語ることで正しいことをした。)
それぞれの使い分け方
「just」:正しさや公正さ、適切さを示すときに使いますが、時間や状況を表すこともあります。
「fair」:特に平等さを重視する場面で使います。
「right」:道徳的、倫理的に正しいことを強調するときに使います。
「just」を含む表現・熟語
「just」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① just in case(念のため)
例文:Bring an umbrella, just in case it rains.(雨が降るかもしれないから、念のため傘を持って行きなさい。)
② just as well(ちょうどよかった)
例文:It’s just as well that we brought extra snacks.(余分なおやつを持ってきてちょうどよかった。)
③ just about(ほとんど)
例文:I’ve just about finished reading the book.(その本をほとんど読み終わった。)
