「先延ばし」は英語で何と言えばよい?
みなさん、やらなきゃいけないことをつい「先延ばし」してしまうこと、ありますよね?「先延ばし」を英語で表現する際、どのような言葉を使えばよいのでしょうか?
「先延ばし」の英語訳①procrastination
「先延ばし」の英語訳として最も一般的に使われるのが「procrastination」です。この言葉は、特に意識的に物事を後回しにする行動を指します。
例えば、試験勉強をしなければならないのに、ついテレビを見てしまうといった状況で使われます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① I often fall into procrastination when I have to study.(勉強しなければならないとき、よく先延ばししてしまう。)
② Procrastination is the thief of time.(先延ばしは時間泥棒だ。)
③ Her procrastination led to a last-minute rush.(彼女の先延ばしが土壇場の慌てぶりを招いた。)
「先延ばし」の英語訳②delay
「delay」も「先延ばし」として使うことができます。ただし、procrastinationが意図的な先延ばしを指すのに対して、delayは予定が遅れること全般を指します。
例えば、交通渋滞で予定が遅れるといった場合に使われます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The meeting was delayed due to traffic.(会議は交通渋滞のため遅れた。)
② There was a delay in the delivery of the package.(荷物の配達が遅れた。)
③ We apologize for the delay in response.(返事が遅れたことをお詫びします。)
「先延ばし」の英語訳③postpone
「postpone」は、特定の予定やイベントを後日に変更することを意味します。
例えば、会議や旅行の日程を変更するときに使われます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The concert has been postponed to next month.(コンサートは来月に延期された。)
② We decided to postpone the meeting until next week.(会議を来週まで延期することにした。)
③ The launch was postponed due to technical issues.(技術的な問題で打ち上げが延期された。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
procrastination:意図的に物事を後回しにする行動を指す。例:I often fall into procrastination when I have to study.(勉強しなければならないとき、よく先延ばししてしまう。)
delay:予定が遅れること全般を指す。例:The meeting was delayed due to traffic.(会議は交通渋滞のため遅れた。)
postpone:特定の予定やイベントを後日に変更することを意味する。例:The concert has been postponed to next month.(コンサートは来月に延期された。)
「先延ばし」を使う際によく用いられる表現
表現① put off
put offは何かを後回しにするという意味の表現である。
例文:I always put off doing my homework.(私はいつも宿題を後回しにする。)
表現② push back
push backは予定を後ろにずらすという意味で使われる。
例文:We had to push back the deadline.(締め切りを後ろにずらさなければならなかった。)
「先延ばし」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
deadline | 締め切り |
task | 課題 |
schedule | 予定 |
appointment | 予約 |
まとめ
「先延ばし」は、procrastination、delay、postponeといった英語で表現できます。それぞれの言葉は異なるニュアンスや文脈で使われるため、状況に応じて適切に使い分けることが重要です。例えば、意図的に物事を後回しにする場合はprocrastination、予定が遅れる場合はdelay、特定の予定を後日に変更する場合はpostponeを使うと良いでしょう。
