「read」の意味は?どのように使う?
英単語「read」は、文字や記号を目で追いかけて、その内容を理解する行為を表す単語です。また、声に出して文章を他の人に伝える行為にも使われます。具体的には「読む」「読み上げる」「音読する」といった意味があります。ここでは、「read」のさまざまな意味とその使い方を詳しく解説していきましょう。
- 読む
- 読み上げる
- 音読する
①「読む」の場合の使い方
「read」とは、文字や記号を目で追って、その内容を理解することを指します。たとえば、本を読んで情報を得るときや掲示板のメッセージを見て内容を把握する際に使われます。
< 例文:I like to read books in my free time.(私は自由な時間に本を読むのが好きです。)
例文:She read the article about climate change.(彼女は気候変動に関する記事を読んだ。)
例文:He reads the newspaper every morning.(彼は毎朝新聞を読みます。)
②「読み上げる」の場合の使い方
「read」は声に出して文章を伝えるときにも使われます。たとえば、クラスで先生が教科書を読み上げたり、物語を他の人に聞かせるときに使用します。
例文:The teacher read the story aloud to the class.(先生はクラスに物語を声に出して読み上げました。)
例文:Could you read this part for us?(この部分を私たちに読み上げてくれませんか?)
例文:He read the poem in a clear voice.(彼はその詩をはっきりとした声で読み上げました。)
実際の使用例
「read」の意味と使い方を見てきました。それでは、実際の会話の中でどのように使われているかを見てみましょう。
A: What are you reading?
(何を読んでいるの?)
B: I’m reading a fascinating article about space exploration.
(宇宙探査に関する面白い記事を読んでいるんだ。)
A: Can you read it aloud for me?
(それを声に出して読んでくれる?)
B: Sure, listen to this part!
(もちろん、この部分を聞いてみて!)
「read」と似ている単語・同じように使える単語
scan
「scan」は、「read」と似ている部分もありますが、特にざっと目を通すという意味合いがあります。詳細よりも、概要や要点をつかむ際に使われます。
例文:I scanned the document for any errors.(私はミスがないかどうかその文書をざっと見た。)
recite
「recite」は、暗記したものを声に出して言うことを指します。特に詩やスピーチなどを人前で話すときに使われます。
例文:She recited the poem from memory.(彼女は暗記していた詩を暗唱した。)
それぞれの使い分け方
「read」:一般的に文章や文字を読むときに使います。
「scan」:ざっと目を通して要点をつかむときに使います。
「recite」:暗記したものを声に出して言うときに使います。
「read」を含む表現・熟語
「read」は単独で使われるほか、いくつかの表現や熟語の中でも使用されます。以下にその例を挙げてみましょう。
① read between the lines(行間を読む)
例文:He is good at reading between the lines in political speeches.(彼は政治演説の行間を読むのが得意です。)
② read someone like a book(人の心が手に取るようにわかる)
例文:She can read me like a book; she always knows what I’m thinking.(彼女は私の心が読めるようで、いつも私が何を考えているか知っています。)
③ read up on(研究する、詳しく調べる)
例文:I need to read up on the history of Japan for my project.(プロジェクトのために日本の歴史を詳しく調べる必要があります。)
