「機密」は英語で何と言えばよい?
みなさん、「機密」情報を扱う際には注意が必要ですよね?「機密」を英語で表現する際には、どのような言葉を使えばよいのでしょうか?

「機密」の英語訳①confidential
「機密」の英語訳としてよく使われるのが「confidential」です。このconfidentialは、情報が秘密であり、特定の人だけに知られているべきというニュアンスがあります。主にビジネスや法律の文脈で使われることが多いですね。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The document contains confidential information.(その文書は機密情報を含んでいます。)
② Please keep this report confidential.(この報告書を機密にしておいてください。)
③ She shared confidential details with her lawyer.(彼女は弁護士と機密の詳細を共有しました。)
「機密」の英語訳②classified
classifiedも「機密」として使うことができます。ただし、confidentialが一般的な秘密情報を指すのに対し、classifiedは特に政府や軍事関係で使用されることが多く、情報が特定のアクセス権を持つ人だけに制限されているというニュアンスを含みます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The files are classified and require special clearance.(そのファイルは機密扱いで、特別な許可が必要です。)
② He was accused of leaking classified information.(彼は機密情報を漏洩したとして告発されました。)
③ Only authorized personnel can access classified documents.(許可された職員のみが機密文書にアクセスできます。)
「機密」の英語訳③secret
secretも「機密」として使われることがあります。この単語は、一般的に広く知られていない情報を指し、秘密にされているという意味合いがあります。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The recipe is a closely guarded secret.(そのレシピは厳重に守られた機密です。)
② They held secret meetings to discuss the plan.(彼らは計画を話し合うために秘密会議を開きました。)
③ The location of the treasure is a secret.(宝の場所は機密です。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
confidential:一般的な秘密情報を指し、特にビジネスや法律の場面で使われる。例:Please keep this report confidential.(この報告書を機密にしておいてください。)
classified:政府や軍事関連の情報で、特定のアクセス権を持つ人だけに制限されている。例:The files are classified and require special clearance.(そのファイルは機密扱いで、特別な許可が必要です。)
secret:広く知られていない情報を指し、一般的に秘密にされている。例:The recipe is a closely guarded secret.(そのレシピは厳重に守られた機密です。)
「機密」を使う際によく用いられる表現
表現① keep something under wraps
keep something under wrapsは何かを秘密にしておくという意味の表現である。
例文:We need to keep this project under wraps until the official announcement.(公式発表までこのプロジェクトを秘密にしておく必要があります。)
表現② top secret
top secretは最高機密という意味で、非常に重要で秘密度の高い情報を指す。
例文:The mission details are top secret.(その任務の詳細は最高機密です。)
「機密」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
document | 文書 |
information | 情報 |
access | アクセス |
clearance | 許可 |
leak | 漏洩 |
まとめ
「機密」を英語で表現する際には、状況や文脈に応じて適切な単語を選ぶことが重要である。confidentialは一般的な秘密情報に、classifiedは政府や軍事関連の情報に、secretは広く知られていない情報に使われる。これらの違いを理解して、適切に使い分けることが大切である。
