次々とは英語でどう言う？使い方から使い分けまで例文付きで解説

「次々と」は英語で何と言えばよい？

「次々と」という表現は、事象が続けざまに起こる様子を示す際に用いられます。この記事では、「次々と」に相当する英語表現とその使い分けについて、具体的な例文を交えて解説します。さまざまな文脈で使われる「次々と」の英語表現を理解することで、より豊かな表現力を身につけましょう。

「次々と」の英語訳① one after another

「次々と」の英語訳としてよく使われるのが「one after another」です。この表現は、事象が連続して起こる様子を表します。特に、予測可能な順序で事象が続く場合に適しています。
例文①：New challenges come one after another.（新しい課題が次々と現れる）
例文②：He answered the questions one after another.（彼は質問に次々と答えた）
例文③：Stars appeared one after another in the night sky.（夜空に星が次々と現れた）

「次々と」の英語訳② one by one

「one by one」も「次々と」と同様に使われますが、こちらは個々の事象や項目が一つずつ順番に起こる、または処理される様子を強調します。より個別性や順序性が重視される文脈で用いられることが多いです。
例文①：The students entered the classroom one by one.（生徒たちは一人ずつ教室に入っていった）
例文②：She laid out the cards on the table one by one.（彼女はカードを一枚ずつテーブルに並べた）
例文③：The problems were solved one by one.（問題が一つずつ解決された）

「次々と」の英語訳③ in succession

「in succession」は、「次々と」という意味で使われることがあり、連続性や継続性を強調する表現です。特に、ある程度の期間にわたって事象が続く場合に適しています。
例文①：Events happened in succession last year.（昨年は出来事が次々と起こった）
例文②：The company launched new products in succession.（その会社は新製品を次々と発売した）
例文③：He won several tournaments in succession.（彼はいくつかのトーナメントを連続で勝ち取った）

それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した「次々と」に相当する英語表現のニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。これらの違いを理解することで、より適切な表現を選択することができます。
one after another：連続して事象が起こる様子を表し、予測可能な順序での出来事に適しています。
one by one：個々の事象や項目が一つずつ順番に起こる、または処理される様子を強調し、個別性や順序性が重視される文脈で用いられます。
in succession：連続性や継続性を強調し、ある程度の期間にわたって事象が続く場合に適しています。

「次々と」を使う際によく用いられる表現

表現① happen consecutively

happen consecutivelyは、「次々と起こる」という意味の表現です。事象が連続して発生する様子を示す際に用いられます。
例文：Several accidents happened consecutively on the highway.（高速道路で事故が次々と起こった）

表現② follow one another

follow one anotherは、一つの事象が終わるとすぐに別の事象が起こる、という「次々と」という意味合いで使われます。特に、事象間の直接的な連続性を強調する際に適しています。
例文：The seasons follow one another in a cycle.（季節は循環して次々と訪れる）

まとめ

この記事では、「次々と」に相当する英語表現とその使い分けについて解説しました。one after another、one by one、in successionといった表現は、それぞれ異なるニュアンスを持ち、異なる文脈で使われます。適切な表現を選択することで、より正確かつ豊かな表現が可能になります。英語でのコミュニケーションにおいて、「次々と」を表す際には、これらの表現を活用してみてください。